子育てマンション/子育てマンションの特徴・選び方

子育てと家、欧米人と日本人の違い【1】(2ページ目)

近隣に住む欧米人の子育てに接したり、ベビーシッターさんの話を聞くにつれ日本人との考え方の大きな違いを感じます。いったいどんな点が異なるのでしょうか?今回はそのポイントを探ってみたいと思います。

千葉 由里

執筆者:千葉 由里

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役に立つ育児グッズには惜しみなくお金を使う傾向が

子育て、ラク

欧米では子育てをラクにするグッズがとても豊富

もうひとつ、さきのシッターさんが欧米流子育ての大きな特徴として挙げていたのが、便利で子育てをラクにする育児グッズにはお金を惜しまない、というところです。
昨今の子育て経験のある方ならよくご存知だと思いますが、欧米の育児グッズには、子育てをラクにしてくれるスグレモノが多いのが特徴です。

たとえば、非力なママでもラクに子どもを抱っこやおんぶできる抱っこひもや、お座りがまだできない子どもでも座れる椅子や、スタイリッシュで走行性も抜群のベビーカーなどあげたらきりがないほどです。

最近ではこれらのグッズを日本の専門ショップやネットで購入できるようになりましたが、日本では「ガマン」が基本の育児でも、欧米では「いかにラクにするか?」を徹底して考えているためか、非常に役に立つものが多いというのが実感です。
さきのシッターさんいわく、訪れた欧米のご家庭ではラクになるものは、ほんとうに惜しみなく取り入れるので、毎回訪問する度に「こんな便利なものがあるんだ!」と驚かれるそうです。
もちろん、役立ちそうなものはこっそりと教えていただきましたが(笑)。

さて、この欧米流子育て、考え方だけではなく住宅事情も絡み、日本ではなかなか難しい部分もあるようです。次回引き続きこの点を探ってみたいと思います。






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