4歳から英語教室へ
4歳から英語をはじめる子も多い
一人で英語を学んでいける時期が4歳頃です。それまでは英語環境を整えるための親の手伝いが必要でした。「あまり早くから英語を教えても……」「日本語のほうが心配……」など、子どもの母語(日本語)の発達の心配な人は4歳からスタートなら安心できるでしょう。4歳は母語がすでに確立しています。この頃から英語を学び始める子どもも多いですよ。ようやく親の手を離れて、一人で教室という小さな社会にデビューします。
どうしてもバイリンガルに育てたい?
「子どもに英語を……」と考えている親は、子どもが4歳の時に選択するべきことがありますね。二者選択です。英語教室、またはプリスクール(英語保育の幼稚園)です。どうしてもバイリンガルに育てたいという方はプリスクールに入れてください。1ヶ月もすれば子どもは一言、二言、話し始めます。半年後には話を理解して答えることができるようになります。1年経つ頃には簡単な英会話ができるようになるでしょう。学費もかなりかかりますのでご家族の了承を得てプリスクールを選択しましょう。
英語教室を選択する場合の月謝は、週1回で約5~6千円です。ネイティブの先生に習う場合は1万円前後ですね。週2回という教室もあるので月謝には幅があります。しかし、プリスクールほどは英語力の上達は期待できません。週1回、英語教室で習って、残りの6日間は家庭での英語環境の整え方が重要になってきます。
子どもが英語を大好きになる過程
私は子どもたち皆が英語を習って、「楽しい、うれしい、英語大好き!」という子どもになってもらいたいと思っています。面白いことに、子どもには、「先生大好き=英語大好き」という図式が成り立つようです。つまり、英語を好きになってもらうには教えてくれる先生を大好きになってもらうことが一番の早道なのです。幸いにも、子どもに英語を教えている人たちは、子どもが大好きですから、子どもたちにもその気持ちはすぐに伝わるようですね。
英語を教える人だけに限らず、教育に関わっている人たちは、日々子どもたちの成長のことを考えていますから、叱咤激励を繰り返しながら、子どもたちは自信を付けていきますね。英語教育においても然りです。細かいことですが、絵本が暗記できて読めたら褒める、できなかったら励ます、諦めさせない、努力を褒めるなど、少しずつ子どもができることを増やしてあげることが大切ですね。
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