リライフのリフォーム成功事例
窓の位置と部屋の明るさのシミュレーション
このダイニングキッチンを使って、窓の位置と大きさで部屋がどれくらいの明るさになるかをシミュレーションしてみました。キッチンセットを取り払った既存の窓のままの光の射し方。全体が薄暗く、電気をつけないと居られないのがわかる(朝7時)
南側に出窓を設置してみた場合の光の射し方。少し明るくなったが朝はまだ暗い。昼以降に明るくなる(朝7時)
東側の窓の幅を少し狭くし、高さを高くした場合の光の射し方。東から射す朝の光が壁面や天井に反射し、朝にとても明るい(朝7時)
リライフのリフォーム成功事例
小さなリフォームでも、暮らしが劇的に変わるリフォーム
このダイニングキッチンの一番の不満点は、朝に薄暗いというものでした。南側に大きな出窓を取り付けしても、朝は薄暗いままですから、その不満が解消されることはありません。そこで結局、下記のようなリフォームをし、「リライフ」 に成功しました。キッチン前の横長の窓を、少し幅の小さな高さの高いものに交換。リフォーム費用はその他の補修やタイル張替えも含め50万円以下で収まった。
吊戸棚を移動し窓を広げるだけのリフォームでしたが、不満を解消し 「リライフ」 したいという気持ちがこのリフォームを成功させました。お金を掛けて大きく形を変えるだけが、劇的リフォームではありません。小さなリフォームでも、暮らしが劇的に変わることが大切なのです。
リライフのリフォームの手順
不満点をメモでどんどん箇条書きにしていく作業
リライフのリフォームプランを立てる時、まず今の暮らしの不満点を自分の中ではっきりさせるところから始めます。そしてそれをどんどんと書き出していきましょう。
- 朝食の時間にダイニングが暗い
- 掃除機を取り出す時に、ホースが棚にひっかかる
- コンセントが足りず、掃除の際に差し替えが面倒
- ブーツだけ別の場所に収納してあって出すのが大変
- 雨の日に洗濯物を干す場所が無い
「窓を大きくしたい」 と言えば、その窓が大きくなるだけかもしれません。でも 「部屋を明るくしたい」 と言えば、それ以外のアイディアをたくさん手に入れることができるのです。
形が先なのではなく、暮らしから形を探していくリライフのリフォームで、本当に満足する住まいの形を見つけ出してみて下さい。
本当に満足するリフォームのプランを立てる具体的な流れを下記でご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■「リライフのリフォーム」で、もやもやした不満を残さない
また風通しと日当たりをよくする具体的なリフォームテクニックは下記でご紹介しています。
■「通風と採光」 風が流れる窓リフォームの技の紹介
■どんな形の窓をどこに付ければ良いのか! リフォームで部屋を明るくするには?