夫婦でゆっくりくつろげる水まわり動線の寝室にリフォーム
夫婦の主寝室の近くに欲しいのが水まわりです。寝室からトイレ・洗面・浴室へと直接行き来ができるようにリフォームしておくと、夫婦でゆっくりくつろげる寝室にすることができます。また高齢化にともなって夜間のトイレの使用頻度が増えますので、寝室のそばに水まわりがあると後々便利に暮らせます。寝室から直接トイレ・洗面・浴室へ行けるよう動線計画されているので、夫婦でのんびり過ごせる。
インテリアは落ち着いた茶系でまとめ、木をふんだんにつかって大人が落ちついて休める寝室になっている(大和ハウス)
上の写真は夫婦のための主寝室の様子です。寝室から直接トイレに入れるのはもちろん、近くに洗面所と浴室もあります。インテリアは落ち着いた茶系でまとめ、木をふんだんにつかっていて、大人が落ちついて休める寝室になっています。
枕元には3つ並んだ縦長の窓があり、天井に埋め込まれたスポットライトが、それぞれに掛けられたプレーンシェードを美しく照らしています。寝室の照明プランの基本は、ベッドに横になった時に、照明器具の光源が直接目に入らないようにすることです。寝室では間接照明を取り入れて、部屋全体を柔らかく照らすように考えていきましょう。
IKEAの家具やパーツを使ったウォークインクローゼット付きの寝室
落ち着いたグリーン系の壁はドライウォール仕上げ。キングサイズのベッドの両脇にはそれぞれ枕元灯のスイッチがある。
上の写真は部屋の中心にキングサイズのベッドを配した寝室の様子です。癒し効果が高いグリーン系の壁は、ドライウォールと呼ばれるペイント仕上げで、将来DIYリフォームで塗り替えることができます。またベッドサイドのブラケット照明のスイッチは、ホテルのようにそれぞれベッドに横になったまま手が届くように計画されています。
寝室に隣接したウォークインクローゼットの中には、IKEAのクローゼットパーツが設置されている(水谷建設)
寝室わきには大型のウォークインクローゼットがあり、内部にはパイプやカゴ、引き出しなどのクローゼットパーツが取り付けられています。これらのパーツや、上でご紹介したキングサイズのベッドやチェストは全てIKEA製で、スタッフがシアトルのショップで選んできたもの。手軽にセンスアップでき、木製なので手触りがやさしく温もりのある寝室になっています。
次のページでは5畳でも壁面収納でスッキリ、昼はオープン夜はクローズ! 夫婦のプライバシーを守る寝室など、主寝室リフォームの技をご紹介します。