リフォームには「しどき」があり、そのチャンスを逃すと、無駄な費用が掛かったり、不満足な結果に終わったりしてしまうことも。完成度を高め、お得にリフォームできる、我が家のリフォームのちょうどいいタイミングを見極める3ステップをご紹介します。

その何となくが、リフォームのチャンスを逃している

講演会シーン

講演会などでよく相談を受けるのが、我が家のリフォームの時期のこと。

そろそろリフォームの時期なのだけれどいつにしようか悩んでいる、そんなご相談をよく受けます。しかしよく話を聞いてみると、既にリフォームをする大きなチャンスを逃していたり、逆に早すぎたりといったケースが少なくありません。

来年に考えているという方も、なぜ来年かと言えば何となく。取り立ててはっきりとした理由は無いことが多いのです。

住宅リフォームには「しどき」があり、そのタイミングを逃すと、無駄な費用が掛かったり、完成度が下がってしまったりすることもあります。ではその時期はいつ?と言えば、生活スタイルや家の状況などさまざまな条件によって異なります。

そこで今回は、我が家のリフォームのチャンスを見極める、3ステップ+1プッシュをご紹介します。

 

ステップ1
我が家のライフサイクルを見極める

リフォームサイクル表

適切なお手入れの時期を年表にした家のライフサイクル表。詳細は「家のライフサイクル表でリフォーム時期を見極める」へ。

家は、木、アルミ、モルタル、金属など色々な材料でできていて、それぞれ寿命やメンテナンスの時期が異なります。まずはこの物理的な寿命を把握しておくことが、適切なリフォーム時期を知る第一歩です。

部位ごとに寿命が違うのに、無理に時期を合わせてメンテナンスしようとすれば、どこかが遅すぎたり早すぎたり。遅すぎるリフォームは、その次のリフォーム費用を増大させ、家の寿命を縮めることにもなりかねません。

家のメンテナンスの基本的なスパンは、5年おきに点検+小さな補修、10年おきに点検+大きめのメンテナンスです。

と言うわけで、我が家のリフォームのチャンスを見極めるステップ1は、我が家のメンテナンスの時期を知っておくこと。外壁・屋根・床下・設備機器などの適切なお手入れの時期を年表にしたライフサイクル表を下記でご紹介していますので、参考にしてみて下さい。

ステップ2
我が家のライフサイクルに沿った家の形を考える

一家団欒

リフォームのキッカケとして多いのは、結婚・出産・入学・卒業・就職・退職など人生の転換期。

子どもがある程度大きくなれば子ども部屋が必要になり、独立すれば空き部屋になり、その先は二世帯住宅にするのか、夫婦でゆったり過ごす終の棲家にしたいのかなど、求める家の間取りや設備は時の流れによって変化します。

また家が老築化してくれば、新型のシステムキッチンが欲しい、床暖房を付けたい、収納を増やしたいというような、快適性を高めるリフォームの要望も出てきます。

我が家のリフォームのチャンスを見極めるステップ2は、このような我が家のライフサイクルの変化に伴うリフォームをいつ行うかを想定していく作業です。

リフォームのキッカケとして多いのは、結婚、出産、子どもの入学、卒業、独立、就職、退職など、家族構成の変化や環境の変化のタイミングです。いわゆる人生の転換期にリフォームする人が多いのは、生活スタイルの変化によって求められる家の形が変わるからです。

もちろん人生は流動的ですし、全てが思い通りにいくとも限りませんから、先々全てを見越して計画を立てるのは難しいことです。大切なことは、その時になって困らないよう、柔軟性を持たせたプランで考えていくことです。

 

次のページで最後のステップ!我が家のリフォームの最大のチャンスはいつ?プラス1プッシュが鍵です。