ゾーニングと動線で収納をプランする
住まいでは様々な生活行為が展開されるので、行為を目的別に整理することが必要です。そして、食べる、寝る、入浴するなど生活行為をゾーン(領域)に分類して、それに対応するスペースを間取りの中に配置していきます。それがゾーニングという方法です。このゾーニング作業を進めるときに、同時に収納場所は何処が良いのかを検討していきます。まずは罫線のない白紙を用意しましょう。その紙を使って、陣取りゲームのように各ゾーンの位置と、大まかな広さを配分していきます。ゾーンのイメージとしては、部屋の名称に対応していると分かりやすいでしょう。
青い部分が掃除収納ゾーン。他の家事と同時進行することも想定。 |
住まい全体のゾーニングのなかで掃除収納を考えていくと、リビング収納と兼用する、階段下の空きスペースを使う、廊下に壁面収納を設けるなど、生活スタイルと住宅構造に合った収納場所が見つかります。新築やリフォームで収納をプランするときに、このゾーニング法を活用してみてください。
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