海辺の湿気対策は?
マリンスポーツを楽しむ海辺のリゾート地では塩害や湿気対策が重要だ |
一方、石垣島のTさんは「畳があるのは寝るところだけ。あとの床は全部タイルです」。やはり石垣島も1週間くらい閉めきって出かけるとカビがはえるので、その対策でタイル床にしているのだとか。タイルだと水で洗えるので、掃除がとてもラクなのだそうです。風通しのよい間取りはもちろん、留守の間の対策も考えなければなりません。
南の島は台風が多い
首都圏の海辺のリゾートは、台風を心配する必要はありませんが、南の島はどうでしょう? 石垣島や沖縄だと風速60mくらいの大型台風がやってくることもあります。「風速40mくらいの台風なら、しょっちゅう来るので慣れました。それほど心配はないですよ。60mくらい吹くと、年に1回くらい停電になることもあります。冷蔵庫や冷凍庫が使えないのがきびしいね!」とTさん。
台風のときの状態などは、地元の人に聞いてみるのが一番です。海沿いは地盤が弱く土砂崩れがおこりやすいところもあります。こういったことも地元の人に聞いてみましょう。
青く雄大な海がいつも目の前にある生活は、とても素敵です。でも海はいつも穏やかではなく、荒れるときもあります。また海に近いと、普段から風に砂が混じることが多く、お掃除は欠かせません。日差しが強いので、ウッドデッキや外壁は表面がパラパラ剥がれてきますから、塗り替える必要があります。
海の家は、通常の住宅地に建つ建物より傷みが早いので、こまめに手入れをしながらリゾートライフを楽しみましょう。