3度目の別荘は冬仕様にこだわりました
Kさんの別荘のリビング。大きく吹き抜けた開放的な空間 |
部材を全てカナダから輸入した2×6の木の家。リビングは大きく吹き抜け、シンメトリックな窓も印象的。「2度目で、気をつけたのは気密性と床暖房です。冬の対策には徹底的にこだわりました」とのこと。北軽井沢では、冬場はすごく冷えるし、風呂をそのままにしておくと凍ってしまうほど。
そこで中軽井沢の別荘は、全室に床暖房が標準装備。お風呂から和室、トイレまで入っています。「2×6工法なので、壁の厚みが180ミリもあるので気密性はいいですよ。ストーブをつけると真冬でも25度~30度になり暖かいですよ。実家にいるより快適です」。ちなみに軽井沢の冬は氷点下になりますから、一年中使いたいなら冬対策は重要です。
Kさんの場合、床暖房は灯油を使っており、冬場のピーク時で月に100リットルくらい消費するとのこと。ランニングコストでは、灯油のほうが電気より安いようです。
朝、早起きして庭の草ぬきが日課です
庭から見たKさんの別荘。きれいに草ぬきがされ、山の中とは思えないほど |
「朝、夏場なら明るくなる4時半くらいから起きて、庭の手入れをするのが日課なんです」。Kさんの別荘は敷地が約2000平米あります。普通、山の別荘は草が生えているのがあたりまえですが、Kさんの別荘は草ぬきが行き届いているので、土が見えているのがすごいところです。
「山の中で、これだけ保つのは大変ですよ」とニッコリ。家族は自宅にいるので、別荘での食事はKさんの自炊。ご自分でつくるのが好きなのだそう。「何もしないですよ。ぶらぶら過ごしています」と悠々自適の毎日。続けているのは、2階のベランダから浅間山の写真を撮ること。「毎日変わるので、いつのまにか趣味になってきました」
自宅のある埼玉から車で約1時間半。インター下りてからも20分もあれば着くのでとても便利な軽井沢。最近は、現役で仕事をされている奥様から、「ここは暖かいから定住するのもいいわね」という話も出はじめているようです。