定年前から考えていた北海道暮らし
たんぽぽや桜が咲き、新緑の季節。写真はKさんが暮らす別荘地で、秀峰・駒ケ岳の姿がくっきり見える |
そもそも、どんなきっかけで北海道を選ばれたのかを聞いてみました。するとKさんは、「私は山形生まれで、妻は札幌の生まれ。自宅は茨城県ですが東京でずっと働いていて、リタイヤ後は北海道に行ってもいいな?なんてひやかし半分に話していたんですよ」とのこと。
私は四国の出身で、北海道には縁がありませんが、Kさん夫妻はお互いに北の方の出身だったので、この地は割合身近だったようです。
10年ほど前に、別荘地分譲の広告を新聞で見て、遊びがてら出かけたのが、鹿部の別荘地との最初の出会いでした。「山が見えて、海も見えていいところだなと思いました。お互いに寒いのは慣れているし、イメージもできる。縁もゆかりもないところより、知識のあるところがいいと思っていましたしね」と、その時に土地を購入。
別荘を建てたのは、ご主人が定年になってからのことです。「働くだけ働いたので、もう北海道に行こう!って具合です」
鹿部ってどんなところ?
<鹿部ロイヤルホテル>屋上から見た別荘地。右上に見えるのが太平洋で、手前には同じ敷地内にある鹿部カントリー倶楽部のゴルフコース |
鹿部町に近づくと左手に美しい駒ケ岳が見えてきます。駒ケ岳は標高1131m、鹿部町から見ると山頂がくねっと曲がっていて、新日本三景に数えられる風光明媚な大沼国定公園の一部です。間近にこの秀峰を眺め、太平洋にもほど近いところにKさんが定住されている別荘地<ロイヤルシティ鹿部リゾート>があるのです。
次のページではお二人の鹿部暮らしを紹介します。