別荘・リゾートマンション/別荘地・リゾートマンション選び

田舎暮らしとリゾートライフの微妙な違い(2ページ目)

定年を迎え、都市から地方へ住まいを移し田舎暮らしを望む方が増えています。一方でセカンドハウスをリゾート地に探す方もいらっしゃいます。どこに違いがあるのでしょうか?

平野 ゆかり

執筆者:平野 ゆかり

別荘・リゾートマンションガイド


リゾート地を求める方が希望するものは?

インフラも整った別荘地には、のどかなリゾートライフを望む方が集まってくる
リゾート地を購入される方の場合、家庭菜園をしたいからこの別荘地を選んだという方はわたしの知る限りではいらっしゃいません。やはり海辺のリゾート地なら海が見える、高原の別荘地なら山や木に囲まれた生活がしたい、温泉のある暮らしがしたい、さらにゴルフやスポーツなど趣味のできる施設に近いなどの理由が重要視されます。そこにあるのは五感を刺激する「非日常」での癒しの場を求められている方がほとんどです。

別荘地のなかには平坦で温暖であれば、庭先で野菜づくりに挑戦。これが意外にはまって、近くの農家から農地を借りて本格的に野菜をつくりはじめたオーナーさんもいらっしゃいます。結果として田舎暮らしと同じじゃない?と思われるかもしれませんが、最初の目的がまるで違うのです。

したい暮らしをはっきりさせて物件を探そう!

100年に一度の不景気の影響から失業者が増え、第一次産業である農業は昨今かなり注目されています。その影響も少しはあると思いますが、田舎暮らしには「農的な暮らし」を求める傾向が強く、自治体などが運営している市民農園などは多くの予約が入っているようです。

これからセカンドハウスを探される場合、自分が何を求めているのかをはっきりさせましょう。リゾートなのか田舎暮らしなのか、それによって探す方法も変わってきます。
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