八ヶ岳高原ヒュッテや美鈴池など散歩したくなる風景
先ほどまで青空が見えていたのに、変わりやすい山のお天気。ちょうど現地の管理事務所についたところで夕立になりました。本当なら入り口からこの事務所へのアプローチを車で走れば、正面にくっきり八ヶ岳が見えるはずだったのです。が、タイミングが悪く八ヶ岳は雲の中。でも、アプローチの両側には大きく育ったカラマツの森が広がり、緑のトンネルのよう。まさに「高原にいらっしゃい」という雰囲気です。元徳川侯爵の建物をそのまま移築した八ヶ岳高原ヒュッテ。夏の間はレストランや売店が営業している |
また2階では、ギャラリーも開催中。わたしが訪ねた時は、洋服やタペストリー、クラフトなど、3ヵ所のギャラリーを見ることができました。もちろん購入もできるのです。なかにはこの別荘地のオーナーさんもいらっしゃいますから、別荘暮らしや八ヶ岳の気候など生で聞くこともできると思います。
※八ヶ岳高原ヒュッテは、ゴールデンウィークと夏季期間のみ営業です。
ヒュッテの2階ではギャラリーが開催中。写真は色彩の美しいタペストリーの展示コーナー |
この建物、階段の手すりや屋根、建具など細部まで昔のまま。階段手すりには木彫りの熊が飾られており、なぜ?と思いましたら、徳川義親氏が当時北海道の人々にこの木彫りを伝授して、今に至っているとか。長い歴史を感じさせます。
ヒュッテの売店では、青い鳥のチョコレートも有名。年頃の方がいらっしゃったら、プレゼントされると喜ばれるはず。