3月は人が動く時期。進学や就職、また転勤、転職など、4月からは新しい生活をスタートさせる人が多いですね。
それに伴って必要なのが新居や引越し。でも、何ヵ月も前から分かっていて計画して新居を探すのとは違って、ほとんどは1~2週間ほどで探さなければなりません。
でも、そんなときに限って忙しく、なかなか新居探しをする時間がありません。では、どうやって探すのが効率がいいのでしょうか?
1月~3月は賃貸市場でも「オンシーズン」と言われ、1年中でいちばん物件が多く流通します。部屋を探す人がいる、ということは、それだけ退去の部屋も出ますから、空家がたくさんあるのです。もちろん、空家だけでなく、新築の物件もこの時期に合わせて竣工されるものも多いため、一般的には探しやすい時期だと言えます。
ところが、借りたい物件があって不動産会社に問い合わせると、
「その物件はもう決まっちゃいました」なんて言われることがあり、つい「本当にそんな物件、あったのかな~?」なんて不信感を抱いてしまいます。
でも、現実はそうなんです。特に部屋探しの動きは年々早まる傾向にあり、新築の物件などは12月から入居募集を開始し、1月にはすでに決まっている場合もあります。そういう経験をした入居希望者は、入居の何ヵ月も前から部屋探しを開始する。この繰り返しによって、だんだん部屋を探す時期が早まっているのです。
ですから、すでに3、4月から新生活をスタートさせることが分かっている場合には、早めに部屋探しをし、決定することが秘訣です。