賃貸って独特の文化がありますよね?例えば、入居するときには「礼金」や「敷金」を払いますが、それって法律で決まっているものではなく、昔ながらのいわば「慣習」のひとつです。というと、「じゃあ、『礼金は払いません』って言ってもいいの?」と思いますが、実際にはなかなかそうはいきませんよね。

…こういった賃貸には賃貸特有の分化や慣習、また決まりごとがあります。知らないよりは知っていたほうが、絶対に得。
そこで、賃貸にまつわるさまざまなことを順に詳しくお話していこうと思います。ます最初は「礼金」について徹底的に調べてみました。

■ そもそも「礼金」はいつからある?
戦後、住宅不足のなかで「部屋を貸してくれてありがとう」という意味をこめて、大家さんにお礼として払ったお金が次第に「礼金」という慣習として残り、それがずっと続いていると言われています。つまり礼金制度は戦後からできた慣習です。

■ どの地域にもあるの?
礼金の慣習は全国どこでも同じというわけではありません。例えば、北海道では礼金が必要な物件はほとんどありません。東北地方でも、青森県や山形県ではやはり礼金が必要な物件は少ないようです。
これが、関東・甲信越地方になるとほとんどの物件で礼金が必要になります。その相場はだいたい0~2ヵ月程度。北陸・東海地方も同じです。
これが関西圏になると、礼金ではなく「保証金」という制度に変わります(これについては、敷金についてのお話をする機会に詳しく!)。
四国や中国、九州、沖縄地方では、礼金はなく敷金のみという物件が多いようです。