部屋探し・家賃/家賃・敷金・礼金

少しでも安くしたいなら、「二重家賃」を減らせ! 賢い住み替えタイミングはいつ?

賃貸から賃貸への引越しは、お金も手間も時間もかかります。ならば、せめてお金くらいは安く浮かせましょう!引越しのタイミングひとつで、ウン万円の差がつきますよ!

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

賃貸に一度でも住んでみると、「次はもっといいところに住み替えたいな~」という願望が出てきます。そんなとき、少しでも住み替え費用を安く抑えることができるとしたらどうですか?
今回は、その「裏技」をご紹介しましょう。

基本的に、退去予告は1ヵ月前


裏技を紹介する前に、基本的な事項をおさらいしておきましょう。
みなさんは、賃貸を退去するときどのくらい前に不動産会社や大家さんにお知らせしなければいけないか、ご存知ですか?
答えは、1ヵ月前。まれに、2ヵ月前に退去予告をしなければならないケースもありますが、ほとんどは1ヵ月前なのです。つまり、「引越しするので、退去したいのですけど・・・」と連絡した日から1ヵ月分はきっちり家賃を払わなければいけないことになります。これが住み替え家賃を安くするカギとなりますので、覚えておいてくださいね。

住み替えパターンは3つ


賃貸から賃貸への引越しは、次にどんな部屋を借りるかによって大きく3パターンに分けられます。それによってかかる費用が異なるのです。

●パターン1:新築に住み替える場合・・・最も住み替え費用が安い方法!

新築物件の情報は竣工される数ヵ月前から情報が出回ります。賃料がすでに決まっている場合も、また1ヵ月前くらいまで決まらない場合もありますが、少なくとも「○○という場所に○月ごろ新築賃貸が登場する!」という情報は、不動産会社はかなり前から掴んでいます。
ということは、こまめにチェックしていれば新築物件情報は竣工1ヵ月くらい前にはキャッチすることが可能。そうすれば、しめたもの!新築物件の入居可能日が1ヵ月以上先のものならば、旧住居の退去予告を連絡し(このときは引越し日を伝えればOK!)、1ヵ月以上のちに新築物件に入居すれば、その引越し日だけのダブリで済むのです!これが、一番住み替え費用を安く抑える方法なのです。
説明図1
新築物件情報をゲットするには、こまめに不動産会社をのぞいてみること
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