ちまたでは、某TV局の「ビフォー・アフター」という住まいをリフォームする番組が人気を呼んでいます。築年が古い、狭くて使いづらい、もう取り壊して建て替えたほうがいいのではないかと思うような住宅を、スペシャリストの手によって新しく生まれ変わらせるところに魅力があるようですが、その流れが今、賃貸にも来ています。

毎年、数多くの賃貸住宅が供給されていますが、それと同時にどの物件も毎年歳をとっていきます。そして、どんどん中古物件となり、立替を必要とする年数になります。
そういった物件は、今後どうなるのでしょうか?古くなったアパートなどは建て替えることが多いようですが、少し規模の大きいマンションになると、簡単に建て替えることはできません。躯体はまだまだしっかりしていて居住することは可能なのに、外観・内観ともにボロくなってきていて、どうしても新しい物件と競争すると負けてしまう・・・。そういった物件が、かなりの数存在しているのです。

賃貸物件を「刷新」「革新」する!


メガロ前
月島メガロ
古い物件を新しく生まれ変わらせる「リノベーション」。建て替えた新築物件と見間違うかも!

最近、「リノベーション」とか「コンバージョン」という言葉をよく耳にします。英語でいうと、「Renovation=革新、刷新、改善」「Conversion=転換、転向、交換」といった意味。つまり、古くなった賃貸住宅を新しく生まれ変わらせるということになります。

同じような意味で「リフォーム」「メンテナンス」という言葉がありますが、「リフォーム」は「再び作る、作り変える」といった意味で、賃貸では古くなった部分を新築同様レベルに回復させることであり、「メンテナンス」は「維持、保存」という意味で、例えばそのまま放っておくと急速に古くなってしまいがちな設備や建物を、できるだけ良い状態で保てるように手を入れることを指します。

リフォームとリノベーションはよく似ているのですが、リノベーションのほうがリフォームよりもさらに手を加えて改修・修繕し、より居住性能を高め、物件の価値も高めて生き返らせるようにしているのが特徴です。躯体だけを残してそれ以外を大規模修繕するような場合に、「リノベーション」という言葉が使われるようです。
また「コンバージョン」は、例えばオフィスとして使っていた建物を居住用賃貸にしたり、トランクルームに変えるなど、利用目的を変えるときに使われています。