電気代、ガス代は毎月いくらかかっていますか?一人暮らしならそれほどの金額にはならないかもしれませんが、ファミリーだと意外とバカにならない費用になります。もし、これが0円になったとしたら?!そんなに嬉しい話はありません。
「でも、うまい話には裏があるんじゃないの~」と疑ってしまった人のために、実態を取材してきました。

本当にタダ!?


太陽光発電システムとオール電化の販売施工会社である(株)アサヒ給湯 岐阜は、中古になった賃貸住宅を買い取り、「光熱費0円の賃貸住宅」にリフォームして新たに生まれ変わらせるという事業を行っています。
これにより、それまで入居率の悪かった賃貸アパートが、入居待ちができるほど人気のあるアパートへと大変貌を遂げているそうです。

入居者が支払うのは、毎月の家賃+管理費のみ。水道代はかかりますが、電気・ガス代は一切かかりません。また、入居するときにも特別な費用がかかるわけではなく、一般の賃貸と同じなのです。
家賃も周辺相場と比べて別段高いわけではありません。多少(例えば3DKで5000円アップとか)高めに設定されていますが、光熱費がそれ以上掛かっている家庭なら、差し引きすれば断然お得になっているのです。

そもそもどうして「光熱費0円なの?」


ジラソーレ1
第1号のアパートは、総戸数8戸。リフォームしてからは常に満室で入居待ちが続いている。でも、なかなか退室者が出ない!?

なぜ、光熱費0円でいいのでしょうか?そのヒミツが「太陽光発電」にあります。
屋根の上に取り付けられたパネルを見たことがありますか?太陽光エネルギーを生かして発電するシステムのことで、ちょっと難しい話をすると光エネルギーを直流電気に変換する太陽電池パネルを屋上に取り付けて十分な光を集め、それを交流に変換することで通常使用できる電気を生じています。自然の恵みをうまく利用して家庭で発電することによって、電気代をまかなうことができるのです。

一般の個人の住宅に取り付けているケースは多いのですが、このパネルを賃貸住宅につけたのは業界でも珍しいことです。

入居者のメリットは?


入居者のメリットはもちろん光熱費が0円であるということ。アサヒ給湯岐阜では、中古のアパートを買い取り、それをリフォームして太陽光発電パネルを取り付け、新たに入居者を募集しています。築10年以上経ったアパートだと、汚れ、破損などが目立ち始め、周辺に新築物件が建ってしまうとそれだけで商品としての競争力を失ってしまいます。ところが、このリフォームをすることによって空室だった部屋があっという間に満室になり、その状態を維持できているのです。

入居者がどのくらいお得なのかというと・・・

電気ガス合計
シングル世帯の場合の月平均光熱費4,900円3,200円8,100円
カップル世帯の場合の月平均光熱費6,900円4,100円11,000円
ファミリー世帯の場合の月平均光熱費10,200円5,700円15,900円
出典:経済産業省資源エネルギー庁・環境省地球環境局『京都議定書の削減達成に向けた「国民行動」の目安について
(別紙2)』


これらの光熱費が0円になるのです!どうですか、たとえこれまでより家賃が5000円アップしたとしても、光熱費が0円になるのなら、お得だと思いませんか?
IH
少しずつ賃貸でもオール電化が増えてきたけれど、それは新築マンションのこと。アパートでもIHクッキングヒーターで料理できるのは嬉しい

また、室内はオール電化のリフォームがされ、IHクッキングヒーター、エコキュートが導入されています。ですから、ガスはなし、電気代のみの光熱費がかかるのです。