将来が不安。でも、賃貸でずっといるのも・・・


Mさんは、28歳の主婦。子供は1歳のお子さんがいます。家を購入するとはあまり考えていません。
「うちは、しばらくは賃貸ですね。だって、家を買おうと思ったら、頭金やなんかで1000万円くらい必要じゃないですか。そんなに払ったら、貯金がなくなって不安ですしね。ローンをずっと払っていけるかどうかも心配で。
それに、家を買ったらローン以外にもなにかとお金がかかりそうでしょ?光熱費もアップしそうだし、修繕費も自分持ちだし。だったら、もうしばらく賃貸で住んでいたいですね。」



お金
30年先までローンを払っていくことは、ちょっと不安がある・・・
賃貸のほうがいいと選ぶその理由には、「気楽さ」「金銭的なゆとり」「転勤への不安の解消」などが挙げられます。仕事、結婚、出産など人生の転機によって住まいを変化させることが多いのですが、やはりまとまったお金があるかどうか、が選択の分かれ道になっているようですね。

ちなみに、次のようなケースもあります。


購入から賃貸への住み替え


都会から田舎へ、田舎から都会へ。自分の人生だからこそ、好きなところに住みたい。定年後はそんな選択もある

Oさんご夫婦は、郊外の一戸建てに住んでいました。ローンも退職と同時に払い終え、資金面の心配はありません。これからは夫婦二人でゆっくり自然を楽しみながら暮らしたい、と考えていたご主人に奥様が言いました。
「これからは都心に住みたいわ。」
そこで、自宅を人に貸し、自分たちは都心の夜景がきれいに見える賃貸を借りました。
「今までは庭の手入れも広い部屋の掃除も大変だと思わなかったけど、年をとってくると疲れてしまいます。二人暮らしだから、広い部屋は必要ないし、マンションなら管理もしっかりしているから安心なんです。都心なら交通の便もいいから旅行にも行きやすい。それに、なにより夜景がきれいな高層階に住めたのがいいですね。実は、娘夫婦の近くに住みたかったのも賃貸にした理由のひとつなんですよ。」

賃貸→購入 というだけでなく、購入→賃貸 という選択も人生にはあるようです。



簡単に「購入かそれとも賃貸か」という判断はできません。その人の考え方、そしてライフスタイル、ライフサイクルなどさまざまな要因を考慮して、どちらの選択がいいのか決めていかなければなりません。
でも実際に住宅を購入するときは、モデルルームを見学して、そのキレイさに舞い上がって、衝動買いに近い買い方をする人が多いのです。住宅は一生のうちに購入するものの中で、一番の高額商品です。キレイな家に住むことが目的なら賃貸を自費でリフォームすることも検討してみてもいいでしょう。
家族でよく話し合い、どちらにするか決めていきたいですね。迷ったときは、「しばらく様子を見る」のもひとつの手ですよ!

【関連サイト】
・賃貸vs購入、どっちがトク?
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