部屋探し・家賃/部屋探し・家賃関連情報

騒音トラブルは「常識」感覚のズレが原因?(2ページ目)

自分ではよかれと思っていることも、他の人には迷惑になることがある。そんな経験、ありませんか?賃貸住宅は集合住宅。隣人とトラブルを起こさないほうが、快適な生活ができるのですが…。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

必ずしも非常識人とは言えないのかも


子どもの寝顔
寝顔は天使、でも起きていると…!

先ほどのAさんの上に引っ越してきたご家族(仮にCさんとします)ですが、よく話を聞いてみると2歳のお子さんの夜泣きに困っているとのこと。22時前には寝るものの、夜中になると突然火がついたように泣き出す。子育てに不慣れで、最初はなにか悪い病気なのではないかと心配しました。そのうち、夜泣きだと分かり、今では泣き出したら安心できるようにあやしているそうなのです。

でも、Aさんにとってはそれが騒音となります。逆に、Cさんにしてみれば子どもの夜泣きなんだから、口をふさぐわけにもいかないし、仕方がないと思えます。仮に、Aさんにも同じような子育ての経験があったなら、子どもの夜泣きを理解し、騒音だと悩む気持ちも薄らいだかもしれません。


思いやりの心を持てばいいのだけれど…


賃貸住宅は、年齢や性別、生活スタイルが異なる人同士が一緒の建物内に住むことがあります。人里離れた山荘で一人住むのとは訳が違い、ご近所さんがいる暮らしをするわけです。近頃では、隣にどんな人が住んでいるのかまったく知らないケースも多く、これが騒音トラブルを招いているひとつの原因だともいえます。

また、自分だけが好きなように暮らしていると相手に迷惑がかかるということを認識しなければなりません。自分の持っている「常識」が相手にとっても常識であるとは限らないのです。トラブルを起こさないためには、相手のことを思いやること。相手がいやだなと思うことはやめておくこと。

とはいうものの、まったく知らない人に思いやりの心を持って、と言ってもなかなかできることではありません(苦笑)。ストレスをためず、騒音トラブルに悩まされないためにはどうしたらいいのでしょうか。

その対処法を2通りに分けてご紹介しましょう。

解決策はこちら↓
【絶対トラブルは避けたい!入居前の念入りチェック方法】
【入居してから気がついた!今からでも間に合う対処法】
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます