必ずしも非常識人とは言えないのかも
寝顔は天使、でも起きていると…! |
先ほどのAさんの上に引っ越してきたご家族(仮にCさんとします)ですが、よく話を聞いてみると2歳のお子さんの夜泣きに困っているとのこと。22時前には寝るものの、夜中になると突然火がついたように泣き出す。子育てに不慣れで、最初はなにか悪い病気なのではないかと心配しました。そのうち、夜泣きだと分かり、今では泣き出したら安心できるようにあやしているそうなのです。
でも、Aさんにとってはそれが騒音となります。逆に、Cさんにしてみれば子どもの夜泣きなんだから、口をふさぐわけにもいかないし、仕方がないと思えます。仮に、Aさんにも同じような子育ての経験があったなら、子どもの夜泣きを理解し、騒音だと悩む気持ちも薄らいだかもしれません。
思いやりの心を持てばいいのだけれど…
賃貸住宅は、年齢や性別、生活スタイルが異なる人同士が一緒の建物内に住むことがあります。人里離れた山荘で一人住むのとは訳が違い、ご近所さんがいる暮らしをするわけです。近頃では、隣にどんな人が住んでいるのかまったく知らないケースも多く、これが騒音トラブルを招いているひとつの原因だともいえます。
また、自分だけが好きなように暮らしていると相手に迷惑がかかるということを認識しなければなりません。自分の持っている「常識」が相手にとっても常識であるとは限らないのです。トラブルを起こさないためには、相手のことを思いやること。相手がいやだなと思うことはやめておくこと。
とはいうものの、まったく知らない人に思いやりの心を持って、と言ってもなかなかできることではありません(苦笑)。ストレスをためず、騒音トラブルに悩まされないためにはどうしたらいいのでしょうか。
その対処法を2通りに分けてご紹介しましょう。
解決策はこちら↓
【絶対トラブルは避けたい!入居前の念入りチェック方法】
【入居してから気がついた!今からでも間に合う対処法】