部屋探し・家賃/賃貸マンション・賃貸アパートの物件の種類

大切な家族、ペットと一緒に賃貸に住む(2ページ目)

ペットと一緒の暮らしには、潤いがあります。とはいえ、共同生活の場である賃貸住宅では、制限があるのも確か。それでも、大切な家族の一員であるペットと一緒に暮らせる生活を考えてみましょう。

加藤 哲哉

執筆者:加藤 哲哉

賃貸・部屋探しガイド

どちらの物件を探すのがいい?


必ずペットを飼う、または既にペットと暮らしている場合には、ペット共生物件をおススメ。入居者にとってもペットにとっても暮らし安い設備が整っていますから、快適な生活ができること間違いなし。また、同じ建物に入居する人もほぼペットを飼っている人でしょうから、お互い様という気持ちで生活すれば、「鳴き声がうるさい」「エレベーター内でオシッコした」などのトラブルは起こりにくくなるでしょう。隣近所のお付き合いも、ペットを通して話が弾む可能性大。
ただし、家賃は周辺相場よりは高め。1~2割アップは覚悟が必要。また、敷金も3か月以上のものが多いため、初期費用もかかります。また、設備の整ったペット共生物件は多くはないので自分の希望するエリアで必ず見つかるわけではありません。その上、人気も高いので物件によっては満室御礼・空き家待ちにならざるを得ない点がデメリット。

ペット可物件の場合は、空き家のままにしておくことを避けたい大家さんがペット可という付加価値をつけることが多いため、たとえば駅からバス便だとか築古などちょっと条件の劣る物件を探せるケースがよくあります。以前と比較すればペット可物件はかなり増えており、探しやすくなっていると言えるでしょう。
ただし、建物全体をペット可にしても入居者が必ず全員ペットを飼うわけではないことも。入居する前に賃貸借契約でペットに関する契約を明確にしておかないと、トラブルになることもあります。一度トラブルが起きるととても住みづらくなりますから、契約書チェックは重要です。

ペット共生物件ペット可物件
メリット・ペットも入居者にもやさしい設備が整っている
・ペットを飼う人ばかりが集まるので、近所づきあいがしやすい
・「お互い様」という気持ちがあれば、トラブルになることも少ない
・ペット共生物件よりは物件数が豊富で自分の希望条件にあてはまる部屋を探しやすい

・交渉次第で、ペット可にできる物件もある
デメリット・家賃や初期費用(敷金、保証金など)は高め
・物件数はまだまだ少ない
・たとえ物件が見つかっても満室御礼であることも
・建物内のすべての入居者がペットを飼っているとは限らない(トラブルになることも)


>>>ペットと暮らせる物件を探すには?
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