最近ではインターネットが普及し、賃貸物件情報も集めやすくなっていますが、インターネットだけに頼るのは危険。物件情報を集める方法は主に3つありますが、従来の方法とも合わせて効率よく探してみましょう。
物件情報を集める方法は、主に以下の3つあります。
・インターネットで探す
・賃貸情報誌で探す
・不動産会社で直接探す
それぞれの方法にメリット・デメリットがありますので、それぞれ活用してみてください。※「賃貸情報誌で探す」「不動産会社で直接探す」はこちら
インターネットで探す方法
不動産ポータルサイト「HOME’S」が2008年1月に行った調査によると、住まいを探す際に利用したことがある情報で最も多かったのは「パソコンの住宅情報誌サイト(63.1%)」。次に多かったのは不動産会社などの店頭(52.0%)を大きく上回っています。
パソコンだけでなく携帯サイトの利用も高くなっており、「携帯電話の住宅情報サイト」は43.0%との結果。住宅情報誌が39.9%、無料配布のタウン誌やフリーペーパーなどは31.9%にとどまり、住宅を探す際にはネットを大いに活用しているという実態が明らかになりました。
「HOME'S」による調査 2008年1月実施 |
インターネットで探すメリットとしては、一つ目は「情報の早急性」を挙げる人が多いよう。情報誌などのペーパー媒体が印刷や製本、販売ルートに数日かかるのに対し、ネットの情報はタイムリー。不動産会社や管理会社などがきちんとメンテナンスしているサイトならば、常に新しい情報がゲットできます。
メリット二つ目は、検索条件を入力すれば、容易に自分に合った自分だけのセレクト物件情報を手に入れられること。「駅から徒歩5分以内」「築2年以内」「家賃は8万円以内」などの基本条件に加え、「ピアノ可」「ペット可」「連帯保証人なし」「IHキッチン」などの個別条件まで細かく入力できるサイトが多く、検索しやすく便利に活用できます。
また、物件情報の多さもメリットの一つ。情報誌などでは誌面に限りがあるため、数多くの物件情報やまた1つの物件についての個別情報の詳細を掲載することができない場合もありますが、ネットなら画面に制限がなく、間取り図や写真、物件の詳細情報などが詳しく表示することができます。
さらに、全国どこの物件情報でも簡単に手に入れることができるのもうれしいところ。転勤などで遠隔地に引っ越さなければならない場合でも、24時間いつでもどこにいても全国の物件情報が検索できるため、情報を集めやすいのが何よりです。
インターネットによる情報集めはメリットが多いのですが、その反面ネットに頼りすぎるところがあります。ネットに記載されている情報はもちろん信頼できるものばかりであるのが望ましいのですが、中には誤った情報が記載されていることも。
その多くは、情報のメンテナンスが間に合っていないばかりに、すでに決まってしまった物件がまだ空室として掲載されているケースですが、中には存在しない物件情報が掲載されているなど悪質な場合もあります。
インターネットでの情報集めは、最初の導入と考えておくのが望ましいですね。
>>>サイトごとにそれぞれ特徴がある