リノベーション/リノベーションとは

リノベーションの命運を分ける最初の行動

リノベーションして理想のハコと生活を手に入れようと思い立ったあなた。まずどんな行動を起こしますか?この最初の行動がリノベーションの命運を左右します。

石井 健

執筆者:石井 健

リノベーションガイド

「まず、プロに相談」が正解!


中古マンションをリノベーションして、自分仕様の暮らしのハコと生活を手に入れよう!とあなたが思い立ったなら、ともかくまずはプロに相談をするのが正解です。ここで言うプロとはどんなスペシャリストなのか?気になるところだと思いますが、それは次回お話することにして、まずはその前に、リノベーションの命運を分ける最初の行動についてお話します。

プロに相談をせずいきなり不動産屋を訪ねて、自分たちで物件を探し、「契約は済ませてきました!」と、準備万端、リノベーションする意欲満々でプロの元を訪ねてくる人が、頭を抱えることになりやすい、3つの落とし穴があります。

落とし穴その1 ~どうしよう、お金が足りない!!~

リノベーションの総予算をプロに計算してもらおう
「500万円あれば、リノベーションできる」と不動産屋で聞いて、2000万円の中古マンションを丸々ローンで買った。自己資金500万円をリノベーション費用にあてようと考えて、プロの元へ。しかしそこで話を聞いてみると、実際は、1,000万円かけなければ、自分たちのやりたいものは作れないことが分かった!どうしよう、お金が足りない!! そうなれば、借入額を増やすためにローンを組み替えるか、はたまた妥協してリノベーションした家に住み続けるか……。

前回の、「はじめてのリノベーション 資金計画編」の話に通じるのですが、リノベーションして理想の暮らしを手に入れるのに、全部で一体どれくらいかかるのか?大満足のリノベーションをするためには、その答えを物件探しに出掛ける前に、必ず計算しておかなければなりません。リノベーションの総費用とは、物件価格+仲介手数料+不動産所得税+設計料+工事費など諸々。家具も一新しようと考えているのなら、プラスその分の費用も含め、考えておく必要があります。

資金計画を考えるときも、融資を受けていくら借り入れるか?無理なく返済ができるように、金額を設定しなければいけません。調達した額の、どれくらいの割合を、物件価格に当てればいいのか?計算した上で、賢く物件探しに出掛けたいところです。

知識やプロの手がなければ、資金計画を立てるのは難しいですが、プロに頼んでしまえば、あなたは寝ながら答えを待っていればいいのです。

まだまだあります!はまりやすい落とし穴。次のページに続きます。

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