一時保育を受ける理由

一時保育

緊急時などは一時保育に預けることができる

「一時保育」とは、一般的には認可保育所で行われているもので、通常の保育とは別枠で子どもを受け入れるシステムです。通常の認可保育所や保育ママさんなどに預けられていない子どもが対象になっています。

一時保育に預ける理由には、おおむね次の4つがあります。

  1. 緊急……親の病気や出産、冠婚葬祭など、急な保育が必要になった場合
  2. 非定型……親の不定期の就労や通学、介護などで保育が必要な場合
  3. 私的理由……ボランティアや、親のリフレッシュなどのために保育が必要な場合。
  4. 裁判員……裁判員に指名されたが、子どもがいて保育が必要な場合。

通常、保育所に預けていない子どもでも、上の4つの理由があれば、一時保育の枠で保育所に子どもを預けることが可能になるのです。

とはいえ、待機児童の多い地域では、2.の就労目的で預けている人が大多数という現実もあります。ガイドも経験がありますが、待機児が多くて通常の保育所に入れず、仕方なく一時保育に預けて仕事を続けることができました。自営業やフリーランス、パートで働いている人など、毎日長時間の保育でなくてもなんとかなる人であれば、一時保育で当座をしのぐこともできます。

基本的に、一時保育は、すべての認可保育所で行われているものではありません。また、申し込み方法や利用可能な日数、金額なども地域によってかなり違いがあるため、事前に住んでいる自治体のHPなどで、内容を確認しておきましょう。中には認可外保育所や民間の託児所で一時保育を行っているところもあります。また、「ひろば」のような保育所ではない施設でも、リフレッシュなどを含めた一時保育を受け付けているところもあるので調べてみましょう。待機児童が極めて多い地域では、一時保育も抽選になることがあります。いろいろな場所を調べておくと安心。そして、いずれの施設も、預ける前に必ず子どもを連れて見学に行きましょう。
 

子どもへの負担に要注意!

一時保育に子どもを預ける場合、特に注意したいのが子どもへの負担です。親にとってはとても便利な制度でも、子どもにとっては、「急に知らないところにつれてこられて親から離された!」というイヤな印象しかないこともあるのです。特に、普段預けられ慣れていない子どもの場合は、親との信頼関係が揺らいで不安定になってしまうことも。ガイドも、保育所に取材に行くと、保育時間が始まってかなり経ってからもずっと泣いてばかりの子どもに出会います。そのほとんどが一時保育のお子さんであることが気になっています。子どものリズムから考えると、時々急に一時保育に預けるよりは、週3日というようにできれば定期的に預けほうがいいかもしれません。



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