子供の行事・お祝い/入園・入学/卒園・卒業

入園(3ページ目)

多様化する園は、できれば実際に目で見て確かめて。申請のスケジュールは早めに把握を。

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

入園式とお祝い

入園式は園によって、また子どもの年齢によってもさまざま。先生から名前を呼ばれて「ハイ」と返事することが、多いようです。お返事の練習はしておくといいかもしれませんね。緊張してしまったり、新しい場所にきょろきょろと興味津々で、お返事を忘れてしまっても、それはご愛敬です。ハレの日ですから、子どもを叱ったり、責めたりしないで。

子ども自身、新しい場所、新しい先生、新しい友だちと、緊張感でいっぱい。できれば、その日はゆったりと過ごすといいですね。おじいちゃんおばあちゃんと一緒のお祝い会をその日に行う場合も、食事くらいにするのが無難かも。盛大に行う場合は、休日など余裕があるときに行いましょう。
 

園に少しずつ慣れる

保育園でも幼稚園でも、いきなり通常の保育時間どおりということはなく、基本的には、少しずつ時間を長くして、園生活に慣らしていきます。保育園の場合は、子どもによって、早めに長時間にする子と、ややゆっくりペースで長時間にしていく場合もあるようですから、ママの仕事先にも相談し、園にも仕事の状況などを伝え、相談しておきましょう。

子どももママもパパも初めは1日のペースがつかめずに大変ですが、早めに寝て、早めに起きる、毎日をある程度規則正しく過ごすことで、だんだんとペースがつかめてくることでしょう。
 

園のママ友とのつき合い方

保育園の場合には、働くママたちですから、帰りの時間もバラバラだったり……。でも、幼稚園の場合には、園の送り迎えなどで、ママ同士顔を合わせる機会も多く、ママ友同士のコミュニケーションに気をつかうママもいるようです。

気が合う合わないなど、ママ友のつき合いに疲れてしまうママもいるようですが、基本的には、子どもを通してのママ友と割り切りましょう。もちろん楽しい関係なら続ければいいわけですが、無理して合わせる必要もありません。園のママ友とは合わないなと思えば、必要最低限のつきあいにして、自分の趣味のサークルや、昔ながらの友だちとのつきあいを続けていればいいわけです。

ただし、園の行事などを通して、つき合いにくいなと思っていたママのいい面が見えたりすることも。自分から拒否しすぎないことも大切かも知れません。
 

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