後付けテラスは15万~45万円
テラスがあると、洗濯物を干したり、自転車を置いたりと庭の使い勝手が一気に向上します。(画像提供:三協立山株式会社)
窓の大きさや奥行きなどに多様に対応できる商品群により、後付けリフォームしやすいのが特徴であり、工事期間も非常に1~2日程度と短く、設置費用は2間(3,600mm)×出幅1間(1,800mm)で15万~25万円程度(普及品)です。
テラスを設置する場合は、テラス単体だけでも良いのですが、床面をタイル仕上げにした方が、天候を選ばないスペースとして、見た目も利便性も向上します。2間×1間のタイル仕上げの場合、追加費用は15万~20万円程度です。リーズナブルにリフォームするなら、コンクリート仕上げがおすすめです。費用は同サイズで7万~10万円前後です。
増築気分なサンルームは60万円から
サンルームは自由度の高い空間が作れるので、ガーデニングやアウトドアなど、趣味の多い方にも人気です。(画像提供:株式会社LIXIL)
こちらも間口と出幅の組み合わせが豊富に用意されていますので、メーカーカタログを見ながら、予算とサイズ、用途にあわせた計画を立てましょう。リビングとの一体感を出したいのなら、サンルームの床はフロア仕上げで、またガーデニングやアウトドアを意識した空間を作るなら土間仕上げの方が望ましいでしょう。
気になるリフォーム費用は、間口2間(3,600mm)×出幅1間(1,800mm)程度のサンルームなら標準グレード品で60万~80万円、高級グレード品なら80万~150万円位です。床を土間もしくはタイルで仕上げる場合には、別途工事が必要です。(7万~20万円程度)
なお、サンルームを設置する場合、ほとんどの地域では10m²以上の床面積となる場合、増築の建築確認申請手続きが必要となりますので、工事を依頼したいときにはくれぐれも業者に確認しておきましょう。
屋根があると利便性・快適性が高くなる!
今回は、後付けできる小さな屋根をキーワードにリフォーム費用をご紹介しました。屋根があるとないとでは、住み心地も使い勝手も大きく異なります。せっかく日本には四季があるのですから、太陽の光や風の心地よさをもっと身近に感じることの出来るリフォームにも目を向けていただきたいと思います。
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