少しでも安くリフォームをしたいと思うのは誰しも当然のことと思いますが、大切な我が家に手を加えるだけに、いい加減な仕事では困ります。見積りをもらったけど、「ここは値段じゃない!」と大きな決断をするときもあるのが現実です。

今回は複数の業者を比較検討した結果、あえて高い金額を提示した業者を選んだ施主さんにお話を伺いました。何がポイントだったのでしょうか。業者選びのヒントがそこには隠れています。ぜひチェックしておきましょう。

メールで4社に依頼→でも返事は3社

ネットで業者探し

ホームページや業者比較サイトで業者を探す方は今後ますます増えていくことでしょう。

築25年を迎えたマンションにお住まいのAさん夫妻(60代)。子どもたちも独立したことで、これからはのんびりと夫婦の時間を楽しもうと思い、その一環としてリフォームを検討していましたが、特に今までリフォームらしいことをしたことがなかったため、知っている業者はいません。そこでインターネットで検索したり、リフォーム業者比較サイトなどを活用して、その中で近くて相談しやすそうな4社をピックアップし、打ち合わせ依頼のメールを送ることにしました。

その結果、B社、C社、D社の3社からメール返信があり、後日それぞれの業者と打ち合わせをすることになりました(1週間以上返事がなかったE社については、Aさんの方からお断りのメールを入れたそうです)。

まず打ち合わせをすることになったB社の担当者は礼儀正しく、しっかりとAさんのお話を聞いてくれます。なかなかの好印象です。

次に打ち合わせにやってきたC社の担当者は、おとなしい感じの人でしたが、Aさんの要望を一生懸命ノートに記録しています。こちらも好印象でした。

最後にやってきたD社の担当者。この方も礼儀正しい方ではあったのですが、やたらと他の業者の打ち合わせ内容を聞きたがっている様子で、Aさんのリフォーム要望を取りまとめようというよりも、他社の動向を探ろうとしている感じが見受けられました。

次のページでは、Aさんがある1社に絞った理由について迫ります。