リフォーム費用/リフォームコストダウンのコツ

作戦次第でコストダウン!リフォーム費用圧縮術(2ページ目)

少しでもリフォームの支出を抑えたいけど、無理やりな値引き交渉では手抜き工事が心配…。消費税がアップし、モノの値段が上がっているからこそ、発想を変えて上手にリフォーム費用を抑える作戦を考えてみましょう。今回は工事業者も費用を安くしやすくなるリフォームテクニックについてご紹介します。

大野 光政

執筆者:大野 光政

リフォームにかかるお金ガイド

リフォーム以外の費用を圧縮する

引越し荷物
トランクルームや仮住まい費用……。リフォーム以外にも発生する費用は結構あるのです。
リフォーム費用と言うと、どうしても工事そのものにかかるお金をイメージしがちですが、実はそれらに付随する費用も結構発生するものです。

例えば、リフォームの際に発生する仮住まい費用や、家財荷物を一旦格納しておくトランクルーム費用、増改築の場合の登記関連費用など、意外とリフォームを取り巻く費用は多いのです。

住まいながらリフォームする場合と、仮住まいを用意する場合とでは、リフォーム工事の工程・工期などにも影響が出る場合がありますので、ケースバイケースではありますが、インターネットやクチコミなどを上手に利用して、コストパフォーマンスの良い賃貸物件や、トランクルームを探してみたり、リサイクルショップに不要になった家具や雑貨を買い取ってももらうことで、撤去費用や廃棄物処理費用の数千円~数万円、場合によっては数十万円のコストダウンが可能になる場合もあるのです。

家具の片付けを自分でやっておく

家具・家財
家具や家財の片付けは面倒です。しかし、ここにコストダウンのポイントがあります。
当たり前の話かもしれませんが、居室のリフォームなどでは、作業する上で邪魔になったり、工事のホコリなどで汚したりすることがないように、すでにおいてある家具を一旦片付けてからの工事となります。この家具がたくさんあるご家庭では、この片付けだけで工事担当者が1~2名取り掛かることになります。

業者の人に手伝ってもらえばラクチン!と思っていても、実はそれらの費用は「片付け・養生費」などの項目で、工事見積もりにしっかりと上乗せされているはずですから、忙しくて時間が取れない方や、ご高齢などで荷物の移動が困難という方でなければ、工事業者と見積り打ち合わせの段階で、片付けについては自分たちで行うので、その分工賃を抑えてもらうように交渉してみましょう。

リフォームは施主と業者の共同作業!

リフォームは工事業者がやるのだから、施主は眺めていれば良い……。そんな風潮がかつてはかなりありましたが、最近では少しでも満足できる内容にするため、あるいはコストダウンのため、確実な工事をしてもらうためといった具合に、施主と工事業者が協力体制を取ってリフォームに望む現場が増えてきています。

気になることはどんどん業者に尋ねてみましょう。そして、自分の住まいについてアドバイスしてもらい、担当営業さん、職人さんとも仲良くなって、我が家についてしっかりとした知識を仕入れるようにすれば、仕上がりと価格のバランスの取れたリフォームが実現できるようになるはずです。

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