実例に学ぶ！ウッドデッキのリフォーム予算(3ページ目)

やっぱり作って良かったウッドデッキ！

では早速、リフォーム後の写真を見てましょう。

シンボルツリーや板目方向にこだわり

フローリングとウッドデッキの板目方向が揃っているため、リビングが大きくなったかのように錯覚してしまいます。

デッキ材の向きにこだわって正解でした。Oさんご主人がこだわっていた、リビング床との一体感があり、窓を開ければそこは家族にとっての特別なアウトドアリビングが出来上がりました。

この他にもリフォームのこだわりとして、お庭に1本だけ植えていた「ヒメシャラ」をウッドデッキの中に取り込み、シンボルツリーとして最大限に活用しました。新緑の季節には美しい葉の色を眺め、落ち葉の季節にはウッドデッキとのグラデーションを楽しめる、家族みんなが大好きな場所になりました。

子どもの笑顔に満足度倍増！

天気の良い日にはウッドデッキの上で、お子さんが愛犬と一緒に過ごしたり、本を読んだりと伸び伸び利用しています。

2年掛かりで検討を重ね、一時はあきらめかけていたウッドデッキのリフォーム。天気の良いおだやかな日にはデッキに出て、一人黙々と宿題をやっているお子さんを見つめながら、お子さんに急かされていたあの時を思い出します。Oさんの奥様はお子さんが特に喜んでいる姿を見て、リフォームして良かったと感じています。

今回取材にご協力いただいたOさんの奥様。これから下のお子さんもどんどんウッドデッキの上を走り回ることでしょう。

建売住宅を購入する時にはとにかく一生懸命で気が付かなかった庭の活用方法が、今回のリフォームによって家族のライフスタイルまでも大きく変化させました。そして家族にとって忘れられない場所になったことでしょう。

家族に与えられている場所は時には小さく、時には使いづらい場合があります。でもそれを一つずつ家族と話し合って、リフォームという手段で解決していくのも、実はリフォームの醍醐味です。皆さんも素敵な空間をリフォームで手に入れてみてください。

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