住宅エコポイントのおかげで一気に知名度が増した二重サッシ。現在のサッシの内側に、もうひとつ内窓サッシを取り付けて、断熱性や防音性をアップさせるというものです。取り付けも1箇所あたり1~2時間程度で済むため、工事費も安価になり、急激に出荷台数を伸ばしているようですが、わずかなリフォーム費用で本当に住まいの居住性は向上するのでしょうか。

そこで今回は実際に二重サッシを設置したお客様の声を参考に、その費用と居住性について記事にまとめました。住宅エコポイントの利用を考えている方はぜひ参考にしていただきたいと思います。

窓2箇所14万円で趣味ルームを手に入れた

二重サッシリフォーム(その1)

二重サッシを取り付けることで、断熱性と防音性が高まり、お部屋の利用価値がアップしました。

すでに二重サッシを取り付けて数年になるKさん。リフォーム前はお部屋の断熱性の悪さ、加えて梅雨時期や冬の結露、屋外の音が気になっていました。住まいの西側の洋室なのですが、夏は西日の照りつけがものすごくてエアコンをつけてもなかなか冷えず、冬の窓の近くは冷気で寒くてストーブの周りから離れられないという状況。結局この部屋はほぼ物置のような使われ方をしていたのだそうです。

Kさんは二重サッシのことを知り、早速興味を持ちました。断熱性のアップ、冷暖房効率のアップを期待していたのはもちろんでしたが、特にKさんが興味を持ったのは防音効果。Kさんは楽器が趣味で自らギターなどを弾くのが好きなのだそうですが、やはり近所迷惑になるのではないかと、夜遅くの演奏は控え、また音量も小さくするなどと配慮していました。

二重サッシでリフォームすることに決めた、Kさんは工事後、早速部屋でギターを弾き、息子さんに外に音がどの程度漏れるかを聞いてもらったそうです。結果は「ほとんど聞こえない」とのこと。わざわざ周囲が静かになる夜にチェックしてもらったことで、Kさんは防音効果に確信を持ちました。

冷暖房効率については、やはりエアコン、ストーブの効きが早くなったとのことです。従来は物置部屋でほとんどエアコンを使っていなかったため、光熱費の比較はできません。むしろお部屋を活用するようになって、頻繁に冷暖房を使うようになったという点では光熱費が増えてしまったかもしれませんが、Kさんにとっては光熱費よりも自分の自由に使える趣味ルームを手に入れたことの方がはるかに嬉しいことであり、リフォームの効果はあったと話してくれました。

【Kさんの二重サッシリフォーム費用】
窓2箇所 約14万円

次のページでは、冬の寒さに備えて二重サッシリフォームをしたHさんの事例をご紹介します。