「口内炎」の予防に必要な栄養素
ビタミンやミネラルが不足しないように、普段から野菜や果物をしっかり食べましょう。 |
またカラダの調子を整えるミネラルなども必要で、特定の栄養成分だけでなく、栄養のバランスよく食べることが大切です。
ビタミンAを多く含む食べ物
レバー類、牛肉、鰻の蒲焼き等
(体内で必要に応じてビタミンAに変わるβ-カロテンを含む食べ物)
ホウレンソウ、人参、レバー、カボチャ、ブロッコリーなど
ビタミンCを多く含んでいる食べ物
イチゴ、キウイ、ブロッコリー、カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ等
ビタミンB群を多く含む食べ物
納豆、大豆、レバー、発芽玄米、乳製品等
ミネラルを多く含む食べ物
コンブ、ワカメ、ヒジキ等の海藻、ゴマ、貝類等
気をつけたいポイント
口内炎ができてしまうと、刺激になるものは食べにくいので、次のようなことに気をつけましょう。- 冷たすぎたり、熱すぎず、人肌程度の温度で食べましょう
- 辛い香辛料やタバコ、アルコールなどの刺激物を避けましょう
- 小さめに切って、またやわらかく煮込むなどして食べやすい工夫をしましょう
- スープなどの汁物、とろみのあるシチューやヨーグルトなども食べやすいでしょう
口内炎で痛い時には、歯みがきはおっくうになりがちですが、不衛生にすると口内炎はできやすいので、うがいや歯磨き等、口腔内をきれいにキープすることや、口腔内が乾燥しないようにすることも忘れずに。
また睡眠をしっかりとって疲れないようにする、気分転換を上手にしてストレスをためない、規則正しい生活をすること等も重要です。
長期に繰り返す場合は別の疾患からの可能性もありますから、早めに病院で診察を受けましょう。