繰り返す頭痛には病院の薬が有効
市販の頭痛薬では止まり難い頭痛もあります。 |
頭痛が来る前兆を感じる方や、前駆症状と呼ばれる体の異変に気づく方もいます。その中に紛れているのが偏頭痛の方です。
前兆は人により異なりますが、有名なのは「閃輝暗点(せんきあんてん)」と呼ばれる、目の前に光が見える感じがする状態です。前駆症状では、肩こりや生あくびが起きるのが一般的な症状のようです。
慢性的な偏頭痛の場合、頭痛が起きるとズキズキと脈打つ感じがあるとされています。頭痛が起きてしまうと市販の頭痛薬の有効性は低いとされています。日常生活に支障をきたしてしまいますが、病院の薬は有効なことが多いようです。我慢し続けるのは止めて、病院を受診しましょう。
しばしば頭痛を感じる人は、内科または専門の頭痛外来の脳神経科または脳外科を受診しましょう。処方薬のトリプタン系製剤(例:イミグラン)は頭痛が起きた後でも有効な薬剤で、頭痛の不快感を感じる時間を短縮してくれます。前兆や前駆症状がない偏頭痛でも偏頭痛製剤が有効です。
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