開発途上国の子どもの飢餓の問題と、先進国の肥満のもんだいをundefined同時解決に知り組む「TABLE FOR TWO」。

開発途上国における子どもの飢餓の問題と、先進国の肥満の問題。この深刻な食の不均衡の同時解消に取り組む「TABLE FOR TWO」。

国連食糧農業機関(FAO)は、世界の67億人の人口のうち、2009年には十分な栄養が取れない状態にある飢餓人口が、過去最高の10億2,000万人になるとの予測を発表しました。

その一方で、日本では男性や子どもを中心として、エネルギーのとり過ぎや栄養の偏りから肥満が多く、生活習慣病患者は増えています。また食料自給率は40%程度で海外から大量の食品を輸入しながらも、毎年約2000万トンもの食料を廃棄しています。

私は、自分の健康だけでなく、環境など社会の問題にも配慮し、国産の旬の食べ物を、できるだけ無駄なく腹八分目で食べましょう、と、過去の記事の中でも提案をしてきました。もちろん輸入がすべて悪いわけではないですし、私たちが食べることを控えたからといって、直接飢えた人を救えるわけではなく、問題解決に繋がらないのではないかという声もあります。(そうだとしても、食べ物を無駄にしないこと、また食事が社会とどのようにつながっているかということを知る努力はしたいと思います)

そこで今回ご紹介したいのが、開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の問題の同時解決に取り組む、日本発の社会貢献運動「TABLE FOR TWO」です。

 

開発途上国と先進国で食事を分かち合う「TABLE FOR TWO」

2007年秋に日本でNPO法人「TABLE FOR TWO」(以下、「TABLEFOR TWO」と表記)が創設されました。「TABLE FOR TWO」とは、直訳すると「2人の食卓」。

世界の中で約10億人もの人が飢えている一方で、先進国では10億人が肥満など食に起因する生活習慣病に苦しむという、この深刻な食の不均衡を解消するため、先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うというのがコンセプトです。

日本で始まった活動は海を越え、アメリカにも広がっています。2008年にニューヨークで支部を開設、2009年より活動が始まっています。

「TABLE FOR TWO」の仕組み

コンビニエンスストアで「TABLE FOR TWO」のお弁当や、食品、飲料を買うことができます。

コンビニエンスストアなどでも「TABLE FOR TWO」のお弁当や、食品、飲料を買うことができます

「TABLE FOR TWO」の活動の仕組みは、「TABLE FOR TWO」の提供するガイドラインを満たす対象の健康的な定食や食品を購入することで、1食につき20円の寄付金が、「TABLE FOR TWO」を通じてアフリカのウガンダ、ルワンダ、マラウィの3か国の開発途上国の子どもの学校給食になります。20円という設定にしたのは、開発途上国の給食1食分の金額に相当するからです。

2007年スタート時には企業の社員食堂6件でスタートした「TABLE FOR TWO」ですが、2008年末までの約1年間で、「TABLE FOR TWOプログラム」への参加企業・団体数は省庁、企業、大学、病院などの食堂など100を突破。2009年12月20日現在で、204万4,759食(約9,300人の子どもの一年分)の学校給食を提供しています。

さらに食堂の定食から始まったプログラムは、一般の方にもご利用いただけるようにカフェやネットスーパー、コンビニエンスストアのメニューやドリンクなど、目を見張る勢いでアイテムが広がっています。