介護/着替え・入浴・清拭・排泄・移動

検証!使用済み紙おむつ処理機 おむつトラブルの解決法vol.2(2ページ目)

「臭う!」「かさばる!」在宅介護の泣き所、おむつの悪臭をシャットし、容量を半分にしてくれるというおむつ処理機。その効果は?コストは?製造・販売元にインタビューしました。

執筆者:西川 敦子

効果を検証!
一見したところ、家電製品というよりまるで道具箱といった風情の「おむつぽい」。けしてスマートとは言えませんが、大きさは幅360ミリ・高さ139ミリ・奥行き175ミリと、かなりハンディ。ただし、重さは3.5キロあるそう。


実際に防臭効果のほどを実験したいのですが――という私の希望に応えて、あらかじめ、コーヒーを沁みこませた紙おむつが用意されました。


「それでは実験を始めましょうか」


まずは紙おむつをパック袋に。次にパック器の蓋を開け、パック袋の両側に開けた穴を、パック器内部の棒に通します。蓋を閉めれば、セット終了。あとは自動的に袋が圧縮パックされ、口の部分がヒートシールされるのを待つだけです。待ち時間はおよそ3分間





さて3分後、終了を知らせるブザーが鳴りました。完全密閉された袋はたしかに先ほどの半分ほどの容量。
「かいでみてください」
岡田部長の言葉に促され、鼻を押しあててみましたが、においはまったくせず。もっともコーヒーですから、アンモニア臭のあの強烈さとは比べるべくもありませんが。しかし、これだけ徹底的に密閉、圧縮されていれば、なるほど臭い漏れはなさそうです。






※取材後、パック袋を1枚頂いた私は自宅に帰り、「ナンプラー(魚醤)」を使って再実験してみました。ナンプラーはご存知の通り、かなり強烈なニオイのするアジア料理の調味料です。キッチンペーパーに大量に沁みこませ、パック袋に入れた場合と、買い物袋に入れた場合とで比較。口部分はとりあえずテープでふさいでみました。軍配はやはり、パック袋に。臭い洩れはまったくなし!恐れ入りました。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます