薬の使用期限について
A子が友人からもらったという点鼻薬を見せてもらうと、ずいぶん容器が古くなっていました。良く聞いてみると、友人が何回か使ったものをもらったとのこと。今年のものか、去年のものか、それすらも分からないとのことでした…。
薬の種類によって使用期限が異なりますが、目薬や点鼻薬のようなものは開封してから1ヶ月から3ヶ月程度が使用期限の目安です。使用期限が切れた薬は、効果が弱くなったり、成分が変化して害があったり、液体の薬ですと腐ってくることもあります。
もったいないと思っても、自分の体に影響するものですから、きちんと使用期限を守ってくださいね。
※薬によって異なりますので、薬を受け取ったときに薬剤師に聞いてみてください。
病院の薬について
病院にかかると、病院の窓口または、処方せんをもって薬局で受け取る薬があります。この薬は通常、処方せんがないと薬局やドラッグストアなどでは、買うことができません。こういう薬は医師が診察して、その患者さんのためだけに医師が処方したものです。
自分の判断で「これ効いたから、使ってみて!」と家族や友人に渡したり、逆にもらったからといって医師等への相談なしに使うのは絶対避けてください。特に大人の薬を子供に飲ませたり、胃薬ぐらいは大丈夫と思っても、非常に危険なことがあるのです。実際に深刻な事例も報告されています。
今回は、身近な友人がびっくりする薬の使い方をしていたので、注意もかねてご紹介しました。こんなに近くで起こっていたので、もしかすると皆さんの周りにも同じようなことが起こっているかも…と心配になり、熱い文面なってしまいました。皆様もぜひ、もう一度自分の薬の使い方を見直してみてください!
*ネット上での診断・相談は診察ができないことから行えません。この記事は実際の薬局での会話をもとに構成したものです。相談が必要な方は、医師や薬剤師に実際にお聞きください。
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