大腸がんの初期症状でもある下痢と便秘

下痢と便秘
室内と屋外の温度差や、偏った食生活によって便通のコントロールがつきづらいこの季節。ほとんどは心配ないものですが、気をつけていただきたい点があります。
室内はクーラーが良く効いていて寒いぐらい、でも、外に出るとうだるように暑いというこの温度差によって、便通が乱れる方も少なくありません。

食事も冷たいものが多くなり、飲み物も冷たいものを多く飲むため、少し下痢気味になる場合が多くありますし、逆に、食欲低下や体を冷やしたために腸の動きが落ちて、便秘気味になることも少なくありません。もちろん、診察室では、診察した上で症状に応じたお薬を処方するのですが、それだけでは、実はあまり良くなりません。やはり、原因は冷たいモノを摂りすぎているために体の芯が冷えていることですから、前ページでも説明したように、体をしっかり温めていくことが大切です。

しかし、下痢や便秘を繰り返すというのは、大腸がんの初期症状にも重なります。特に、便に血が混じっていたり、便が何となく細くなったりしているときには、お早めに、内科の医師にご相談下さい。

市販の便秘薬や下痢止めで効かない時にも、是非、医師にご相談下さいね。
 

がんの症状でもある倦怠感・だるさ

何となく体がだるい
暑さのせいか、体がだるく重たい。何をするにも億劫に感じる。もちろん、夏バテのこともありますが、注意すべき病気が潜んでいることもあります。
厳しい暑さが続き、食欲不振もあり、夜もあまりぐっすり眠れない。そんなときには、どうしても体がだるくなるものです。

特に、どうしても暑くて夜通しエアコンをつけた翌朝などは、独特の体の重さがありますね。デスクワークが多い方は特に、体を冷やす傾向が強いのですが、体が冷えると全身の血液の循環も滞りがちになり、どうしても体のだるさが出てしまいます。

しかし、貧血や肝機能障害、また、極めてまれですが、胸に水がたまっているような時にも、全身倦怠感として現れることがあります。厳しい全身のだるさが続くようであれば、やはり、一度、内科の先生にご相談になることをお勧めします。

いずれにしても、人間というのは不思議なモノで、同じ症状でも「何かこれはおかしい」と思うことが多いようです。「いつもの夏バテではないかも?」と感じられた方は、今回申し上げた症状に限らず、医師にご相談いただければと思います。

自分の体は、自分で守る、という気持ちで、しっかり健康管理をして、暑い夏を乗り切っていきたいものですね。

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