痰に血が混じっていませんか?

痰に血が混じっていませんか?
痰は様々な状況で出ます。白色や、黄色、緑色など病状に応じて痰の色も変化しますが、注意すべきは血痰。すなわち痰に血が混じることです。
痰は、気管支粘膜の分泌物と、空気と一緒に吸い込んだゴミ、細菌をやっつけたあとの白血球の残骸などが一緒になったもので、風邪を引いたときにも出てくる一般的なものです。

通常は、白色の多少泡だったものとして喀出されますが、細菌感染によっては、黄色くなったり、緑色になったりします。

しかし、血が混じることは、基本的にはありません。血が混じるというのは、粘膜から一部、出血しているということです。白い痰に、すーっと赤い糸を引いたように出ていたり、血のかたまりが混じっていたりという場合には、放置することなく、是非、医師の診察をお受け下さい。

もちろん、咳のしすぎで喉の粘膜にキズがついていたり、他の疾患で血痰がでることもありますが、肺がんの初期症状の場合も隠れています。「あぁ、いつも、咳のしすぎで喉が切れてるから出るんです」と放っておくことがないようになさってくださいね。

定期的な健康診断と禁煙が大切

定期的な健康診断と禁煙
早期発見、早期治療のためには、やはり、定期的な健康診断が不可欠です。また、予防はどんな健康診断、早期治療よりも有効です。是非、この機会に、禁煙を決断してみませんか?
がんの根治的な治療を行うためには、早期発見と早期治療が欠かせません。特に、40代に入られると、胸部レントゲン写真を年に1回撮影して、レントゲン上の異常の有無を見るとともに、経過を見ていくことは非常に重要です。

また、医療機器の進歩により、被曝量を抑えながら画像解像度の高い胸部CTを撮影できるようになってきましたし、健康診断では自費になりますが、PETによる健診も行われるようになってきました。(参考:「体への負担を抑えて全身をチェック!PET検診とは?」)

最近増えつつある肺がん、と聞いてどきっとしたあなた。禁煙と健康診断をしっかりと行いながら、痰に血が混じっていないかも、チェックしておくことをおすすめします。

そして、不安があれば、症状がなくても、一度、医師の診察をお受けになると良いと思います。肺がんの具体的な予防法、治療法については、「肺がんの治療法・予防法」をご覧下さい。

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