インフルエンザの特徴

マスク
予防効果もさることながら、マスクは唾液と一緒にウイルスを撒き散らさないための大人のエチケットです
インフルエンザはA型、B型、C型のように大きく3種類に分類されます。簡単に表現すると、A型が大規模な流行、B型は地域の流行、C型は更に小さな地区のレベルで散発的に発生するとされています。

現在のところC型インフルエンザウイルスに関しては簡便な検査法もないのですが、大きな問題となることもありませんので、通常は確定診断されることなく一種の「風邪」としての経過を示して自然に回復します。このため、ここからはA及びB型インフルエンザウイルスに絞っての説明となります。

A型とB型を比較するとA型のほうが発熱する期間が長く、その他の症状も強いと言われています。ただし、高熱や関節痛などの特徴的な症状からインフルエンザと判明しても、症状だけでそのインフルエンザウイルスがA型なのかB型なのかまでを区別することは難しいです。いずれにしても高熱・関節痛があり、各地域で流行が始まっているようであれば、インフルエンザが疑われます(特に小児との接触がある方や、職場で「風邪」がはやっているという場合にも注意が必要です)。


インフルエンザの検査は?

マスク
写真はA型インフルエンザウイルス抗原が陽性であった場合の見本です
症状だけで診断が可能なこともありますので、インフルエンザウイルスの検査そのものは絶対に必要なものではありませんが、A型・B型についてはのどや鼻の奥を綿棒でぬぐってウイルスの有無を調べることができます。

ところが、この検査を経験されたことのある方はご存知かもしれませんが、のどの奥を綿棒でぬぐうというのは、検査を受ける側にとってはかなりつらいことです。これに対して、鼻をかんで鼻水からウイルスを調べる検査法が厚生労働省によって認められ、一部の医療機関において導入されました。

実は、従来の検査試薬を用いて鼻水を検査しても高確率でインフルエンザウイルスが確認できることは数年前から小児科を中心とした医師の間でも知られていました。鼻水を用いる検査試薬はまだ十分に供給されていませんので、すべての医療機関で採用している方法ではありませんが、熱で苦しんでいるときに追い討ちをかける辛い検査から解放されることになりそうです。

次のページではインフルエンザ予防法についてご紹介します。