アトピー性皮膚炎/アトピー性皮膚炎の予防法・治療法

自分の生活を見つめ直す アトピーの住生活環境を考える

アトピーなあなたの生活環境はいかがですか?病状が悪化しているのにはそれなりに理由があるのではないでしょうか?一度見つめ直してみてください。

執筆者:中村 曜子


◆アトピーの住環境◆

アトピーな皆さんはどういう環境にお住まいですか?
マンションのような鉄筋?木造住宅?プレハブ?・・・など、いろいろな環境に住んでいらっしゃることと思います。

日本では昔から木造住宅が多かったわけですが、木は自然に除湿をしており、自然と湿度を調節してくれる存在です。動物である人間の私たちにとっては良いといえるでしょう。人間に最適な湿度は70%といわれています。近年は、木造住宅でもサッシなどの導入によって、密閉率が高くなり、自然な除湿ができにくくなっています。アトピーにとって悪影響を及ぼしているダニは高温多湿を好むとされているので、温度湿度の調節は大切です。冬場は結露によって湿度が低くなるので加湿が必要となる場合もあります。
最近、「無添加住宅」なる身体にやさしい住宅作りがはじまり、家を造るときに自然な素材を使うことに関心が集まっています。


◆自分のまわりの環境は?◆

家の中で、ご自身のまわりはどういったものがありますか?
部屋にはぬいぐるみがいっぱいありますか?コンピューターなどの機械が多いところで過ごしていますか?お掃除がゆきとどいていますか?

コンピューターなどの機械類が多いと、どうしても埃がたってしまい、その中に細菌が育ってしまう環境を作り出しています。ぬいぐるみも、埃っぽくダニも繁殖してしまいます。アトピーな人は細菌を寄せ付けやすく、健常な人の肌より黄色ブドウ球菌が多いことがわかっていますので、お掃除はこまめにして、細菌を繁殖させないようにしたほうが良いでしょう。掃除機をかけた後、念を入れて紙モップで埃を取り除くようにしましょう。
→→アトピーと黄色ブドウ球菌の関係についてはこちら!


◆夜寝るときは?◆

夜寝るときの環境はいかがですか?
シーツはどのくらいの頻度で洗濯をしていますか?枕、お布団は度々干していますか?まわりにぬいぐるみなどが多いですか?ベットの下はお掃除がゆきとどいていますか?

毎日使っているお布団ですが、ベットであったりすると外に出ているので安心しているのではないでしょうか?実際は埃もたち、ダニの温床となっているので、枕共々、頻繁に日光にさらすことをおすすめします。ましてそこにぬいぐるみが多いとなると大変です。洗濯ができる商品もありますので、これから買う場合は取り入れてみましょう。年数が経っているお布団は、新品と取り替えるか、打ち直しをする方が良いかもしれません。シーツも洗濯をしてなるべく清潔を保ちます。お布団でアトピーが悪化している例も多いのです。
ベットの下は見過ごされがちです。埃がたまりやすいところでもあり、髪の毛が落ちていることが多いので気をつけましょう。


◆気長に改善しよう!◆

埃がたまっていると、そこに「黄色ブドウ球菌」などの細菌も繁殖してアトピーな人にとっては良いはずがありません。湿度や温度の微妙な変化によって病状が悪化する原因のひとつであるといえるでしょう。原因を少しでも取り除けるような努力も必要となってきます。

これまで挙げてきたことは、住生活環境の中で全てのことではありません。他にもたくさんのことがありますので、見直しが必要です。

環境を整備して毎日過ごしている人でも、なかなかアトピーは改善されません。毎日の生活、生活習慣を変えるということは、難しいものです。何かひとつからでもはじめて、気長に改善されるのを待ちましょう!
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