魚には多くの脂肪酸が含まれていて、この脂肪酸がアレルギーに関係しているのです。詳しくご紹介しましょう。
魚に多く含まれる不飽和脂肪酸とは
魚と肉では含まれている脂肪が違います |
- 不飽和脂肪酸……魚に多く含まれる
- 飽和脂肪酸……肉に多く含まれる
脂肪を分解したものである脂肪酸自体は、炭素と水素と酸素から成っています。この炭素と水素と酸素のつながりを結合(炭素同士、炭素と酸素が手をつないでいるイメージです)といいます。
この結合の仕方によって、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に分かれます。
不飽和脂肪酸には、二重結合(炭素同士が2本の手でつながっている感じです)という結合があります。飽和脂肪酸には二重結合がありません。
この2重結合のある場所から名前がついて、「n-3多価不飽和脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸があります。
このn-3多価不飽和脂肪酸が魚によく含まれているのです。
次のページでは、n-3多価不飽和脂肪酸の効果についてご紹介します。