アナフィラキシーの治療について説明します。
予防第一
アナフィラキシーの原因を見つけて、その原因を除きます。原因を探すには、まずは「問診」が重要です。アナフィラキシーが起こった時、「何を食べたか?」「蜂に刺されたか?」などが重要です。治療
アナフィラキシーが起こったら、救急受診してください |
(アトピーとアナフィラキシーを参照にしてください)
呼吸困難・血圧低下・ショック状態が引き起こされますので、以下の対処が必要になります。
- 横になり、足を起こす(血液を心臓や頭に行くように)
- エピネフリン(血圧を上げる薬)の皮下注射または筋肉注射
- 点滴
- 抗ヒスタミン薬やステロイドの投与
- 呼吸困難が強いときには気管にチューブを入れることがあります
医療機関までの応急処置
このように自己注射します。エピペンを使用しても、医療機関は必ず受診するようにしましょう。 |
エピペンは誰でも注射できるの?
現在では、自分か親権者(親)です。まだ、法律上の整備がされていませんので、学校で先生が注射することに理解が得られていません。アナフィラキシーは、一旦落ち着いても、数時間後に同じような症状が出ることがあるので、エピペンを使用しても、医療機関は必ず受診するようにしましょう。★豆知識★ エピネフリン:副腎髄質から産生される物質。アドレナリンとも呼ばれる。心臓の活動を高め、血管を収縮させて、血圧を上げる。 |
<参考リンク先>
アナフィラキシーの治療(アナフィラキシー対策フォーラム)
エピペンをお使いになる患者さんへの説明用資料
アナフィラキシーショック