住みたい街 首都圏/住みたい街ランキング

首都圏・関西 住みたい街ランキング!

マンション選びのポイントの中で、欠かせないのが立地。マンションが建つ場所がどんな街なのかは、重要な要素でしょう。メジャーセブン発表の住みたい街ランキングで、住みたくなる街の特徴を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

住みたい街1位は「自由が丘」

自由が丘の街並み
自由が丘は、個性的なショップが建ち並ぶ駅周辺と、閑静な住宅街が両立する。
大手8社で構成される不動産ポータルサイト「メジャーセブン」で、この春に、マンション購入意向者に対して、住みたい街のアンケート調査が実施されました。その結果を参考に、購入意向者の求める住みたい街を考えてみましょう。

では、まず首都圏の住みたい街上位トップ10を紹介します。その街を選んだ理由上位3項目も、表に入れてますので確認してください。


●首都圏編住みたい街ランキング
首都圏 住みたい街人気ランキング(出典 メジャーセブンマンショントレンド調査vol.5 ※1位3p、2位2p、3位1pで集計、矢印は昨年との順位比較)という結果になりました。

吉祥寺サンロード
吉祥寺は、サンロードなどの商店街や個性的な店が並び、賑わいがある。
「自由が丘」「横浜」「吉祥寺」「二子玉川」は、昨年と同様の順位で、根強い人気が伺えます。実際、国税庁から8月に発表のあった2006年1月1日の4駅の各税務署管内における最高路線価の場所と、2005年からの変動率は、


■目黒署:自由が丘1丁目自由が丘駅前広場通り(1平米あたり2,140千円・+9.2%)
■横浜中署:西区南幸1丁目横浜駅西口バスターミナル前通り(1平米あたり3,470千円・+11.5%)
■武蔵野署:吉祥寺本町1丁目サンロード(1平米あたり3,320千円・+5.1%)
■玉川署:玉川2丁目玉川通り(1平米あたり1,260千円・+5.0%)
となっており、所轄管内ですべてトップ。上昇率も高い伸びを示しています。

また、「鎌倉」「たまプラーザ」は、2年連続で順位が上昇しています。首都圏では、住みたい街が分散してきており、志向性の多様化につれて、歴史や街並みが保全されている街の中から評価されていると思われます。

上位の街を選んだ理由としては、交通利便性と合わせて、「おしゃれ」「商業施設」などの日常的な生活シーンの充実が挙げられています。

関西は、1位「芦屋」、2位「西宮」、3位「神戸」

続いて、関西では、芦屋の人気が突出して高くなっています。

●関西編住みたい街ランキング
関西圏 住みたい街人気ランキング
(出典 メジャーセブンマンショントレンド調査vol.5 ※1位3p、2位2p、3位1pで集計、矢印は昨年との順位比較)
という結果になりました。

関西上位トップ5は、すべて兵庫県下の街が入ってきています。海が近い割に、山もあり自然が多くかつ閑静な住宅街が多いという点や、通勤アクセスの面でも評価されているのでしょう。

「京都」は、昨年13位から大幅にランクアップ。鎌倉と同様に、歴史ある街並みと、近年厳しくなった規制で街並みが維持されやすくなったことも評価されているのでしょう。

また、首都圏と比べ関西では、「街並み」「閑静」「自然」といった要素が上位ランクの選択理由で目立ちます。

次のページでは、首都圏・関西のイメージが良くなった街上位を紹介します。
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