住みたい街1位は「自由が丘」
自由が丘は、個性的なショップが建ち並ぶ駅周辺と、閑静な住宅街が両立する。 |
では、まず首都圏の住みたい街上位トップ10を紹介します。その街を選んだ理由上位3項目も、表に入れてますので確認してください。
●首都圏編住みたい街ランキング
吉祥寺は、サンロードなどの商店街や個性的な店が並び、賑わいがある。 |
■目黒署:自由が丘1丁目自由が丘駅前広場通り(1平米あたり2,140千円・+9.2%)
■横浜中署:西区南幸1丁目横浜駅西口バスターミナル前通り(1平米あたり3,470千円・+11.5%)
■武蔵野署:吉祥寺本町1丁目サンロード(1平米あたり3,320千円・+5.1%)
■玉川署:玉川2丁目玉川通り(1平米あたり1,260千円・+5.0%)
となっており、所轄管内ですべてトップ。上昇率も高い伸びを示しています。
また、「鎌倉」「たまプラーザ」は、2年連続で順位が上昇しています。首都圏では、住みたい街が分散してきており、志向性の多様化につれて、歴史や街並みが保全されている街の中から評価されていると思われます。
上位の街を選んだ理由としては、交通利便性と合わせて、「おしゃれ」「商業施設」などの日常的な生活シーンの充実が挙げられています。
関西は、1位「芦屋」、2位「西宮」、3位「神戸」
続いて、関西では、芦屋の人気が突出して高くなっています。●関西編住みたい街ランキング
(出典 メジャーセブンマンショントレンド調査vol.5 ※1位3p、2位2p、3位1pで集計、矢印は昨年との順位比較) |
関西上位トップ5は、すべて兵庫県下の街が入ってきています。海が近い割に、山もあり自然が多くかつ閑静な住宅街が多いという点や、通勤アクセスの面でも評価されているのでしょう。
「京都」は、昨年13位から大幅にランクアップ。鎌倉と同様に、歴史ある街並みと、近年厳しくなった規制で街並みが維持されやすくなったことも評価されているのでしょう。
また、首都圏と比べ関西では、「街並み」「閑静」「自然」といった要素が上位ランクの選択理由で目立ちます。
次のページでは、首都圏・関西のイメージが良くなった街上位を紹介します。