健康についての専門知識には事欠かないナースですら、1日2時間はテレビを眺めているカウチポテト族は明らかに食生活が乱れていました。
日本では愚かにも食べ物番組を、いつでも、どこのテレビ局でも流しっぱなしです。退廃としか言いようのない早食い競争や大食いコンテストまで、世界に類をみないクレージー・グルメ・テレビです。
糖尿病のような『ライフスタイル』に関連する病気のある人は、まずクレージーテレビを消して立ち上がることが先決です。週5回、少なくとも30分間の速歩きが勧められています。
生活改善とは『イヤなことをする』ことですから、本当は何でもいいのです。たとえば駐車場ではなるべく遠い所に車を停めるとか、エレベーターを使わない、家事の手抜きをしない、バス停を一つ手前で降りる、早寝早起き、腹八分目…あぁ、いやだ!
今回のスタディではテレビを消して1日2時間ウォーキングをしたり、家の回りをきれいにしたりすると、逆に肥満のリスクが9%下がることが分かりました。2型糖尿病はなんと12%もリスクが軽減するのです。
もっと早く知っていればと誰でも思うでしょうが、私もあの頃の二日酔いではやはりカウチの上にひっくり返るしかなかったでしょうね。
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