こんな薬があぶない!
うれしいことに糖尿病の経口剤とグレープフルーツの相互作用はまだ報告されていません。でも、一緒に高血圧の降圧剤や高脂血症のスタチンを併用していることも多いでしょう。特に降圧剤の「カルシウム拮抗薬」を服用している人はグレープフルーツは召し上がらぬように。カルシウム拮抗薬
- ニソルジピン
- テルフェナジン
- フェロジピン
- ニカルジピン
- ニトレンジピン
- ベラパミル
- ニフェジピン
などをグレープフルーツジュースで服用すると急激な血圧降下の危険があります。高脂血症のスタチンや免疫抑制剤、うつ病の薬などにもグレープフルーツと一緒に飲んではだめなものがあります。
作用の強弱は個人差の大きなものですが、グレープフルーツの影響を受けやすい人は、薬を飲むときはこれらの柑橘類は避けるように。グレープフルーツの成分は24時間以上もからだに残るそうです。
特に高齢者が薬を服用する場合に心配ですね。なにしろグレープフルーツの作用で、錠剤を10倍も20倍も服用したことになってしまうのですから。
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