スポーツで危険なのはケトアシドーシスと低血糖なので、食事と運動療法だけの2型、あるいはアクトスなどの低血糖をおこさない経口薬の人は特に血糖測定が必要とは思われません。2型の人にはエクササイズは不可欠なものです。積極的に行うことです。
1型の人のスポーツは血糖コントロールよりも健康維持が目的です。いざという時の『低血糖』に備えて糖質食品を必ず用意します。また、インスリンの急速な吸収を避けるために、スポーツで使う筋肉に注射してはいけません。
アルコールやベータ・ブロッカー(血圧降下剤)のような血糖を下げる薬も禁止です。
運動前のインスリンを減らしたり、前もって糖質スナック(牛乳がお薦め)を取っておくのも一案です。医師とよく話し合っておくことです。いずれにしても『安全』を最優先させましょう。
日焼けや脱水も危険ですが、まずはエンジョイ!
皆さん、よい夏休みを。
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