新しい『プレ糖尿病』の判定基準(アメリカ)は次のようになりました。一方だけの人も、両方に該当する人もいるでしょうね。
IFG(空腹時耐糖能障害)
朝の空腹時血糖値が100mg~125mg/dL
(今までは110mg~125mg/dL)
IGT(耐糖能障害)
ブドウ糖負荷テストの2時間後の血糖値が140mg~199mg/dL
(注1)200mg/dL以上は糖尿病
(注2)この数値は変更なし
2000年生れのアメリカ人の3人のうち1人は糖尿病になるだろうという記事は当Close Up!にもあります。
特にリスキーなのはヒスパニック系の女子で、このグループは2人に1人は当確という恐ろしい推測が発表されています。
日本では『耐糖能障害』のことを『耐糖能異常』と称しますが、少し変ですね。なぜなら、視覚障害者のことを視覚異常者とは決して言いません。この場合、英語では『耐糖能』も『視覚』もimpaired(障害された)と言います。
元は同じ言葉なのですから『障害』に統一したいものです。
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