肩こり/肩こりの原因・しくみ・肩こりに潜む病気

リフレッシュのおやつが肩こりを招く?(2ページ目)

アイスクリームやケーキなど甘いお菓子類が大好きな女性には、冷え性が多い!?体の外から温めても冷えが改善されない人は「甘いもの好き」が問題かもしれません。

檜垣 暁子

執筆者:檜垣 暁子

カイロプラクティック理学士 / 肩こり・腰痛ガイド

冷え性を改善させにくくする要因とは?

肥満
血液中の中性脂肪もお腹や腰周りにつく脂肪も冷え性と関わりがあります。
前ページに挙げた回答の中に「甘いものを控える。」ということがあれば良かったのですが、その回答はありませんでした。お菓子やジュースには想像以上に、砂糖がたくさん入っている場合が多く、過剰に摂ってしまうと血液中の中性脂肪を増やしてしまう可能性があります。

中性脂肪といえば「肥満」を連想するかもしれませんが、肥満以外にも血行を悪くして冷えやすい体質にしてしまうという影響もあります。日常使用する調味料にも砂糖は入っていますので、ジュースを飲みながら、ケーキ1個とその他にもお菓子を食べてしまうと1日の砂糖摂取量をオーバーしかねません。


血行不良予防のヒント

おやつ
白砂糖が入ったお菓子は、食べる量を心得て楽しみましょう。
精神的なストレスで自律神経系が不安定になった場合も、冷え性を招く恐れがあるのですが、砂糖にはストレスをやわらげる効果があると言われています。ですから、ヤケ食いなど過剰摂取は避け上手に摂ることで、ストレス対策につながるかもしれません。

冬に食べるアイスクリームも魅力的ですが、加糖された食品であることに加え冷たい食べ物そのものでもありますので、こちらも食べ過ぎには注意です。

また、中性脂肪を減少させる食べ物で注目したいのはりんごです。独立行政法人農業技術研究機構による発表によれば、りんごを食べると血中の中性脂肪が平均21%減少したとのこと。数値を正常化する効果がみられるため、血流を維持することにも役立てられそうです。


冷え性対策では、外から温めることの他に、体そのものを変えていくことが必要になる場合があります。手足の先や深部を冷やさないように、食事や生活習慣など出来るところから変えて、冷え体質の改善に挑戦してみましょう。


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