「最高の寝姿勢」を作る枕開発秘話

首の負担を避け、ぴったりフィットする枕を作りました。

【第1回　　枕のプロに聞く！肩こりを誘う枕とは？】に引続き、今回も「オールアバウトスタイルストア」でご存知の方も多い北村圭介さんが語る、貴重な枕のお話をご紹介させていただきます。

北村さんの代表作といえば、機能的かつ丸洗い可能な枕「ジムナスト」です。首への負担を避け、ピッタリフィットする枕開発の裏には、徹底したこだわりと、身体への配慮がありました。さて、首にやさしく快眠に導く「ジムナスト」は、どのようにして出来上がったのでしょうか？

■北村さんのお話をもとに、2回シリーズで「枕」に迫ります！
第1回　枕のプロに聞く！肩こりを誘う枕とは？
第2回　　「最高の寝姿勢」を作る枕開発秘話


＜CONTENTS＞

睡眠は、最も大切な疲労回復法-ｐ.１

良い寝姿勢をキープする枕の役割-ｐ.１

「横向き寝姿勢」にも対応の枕「ジムナスト」-ｐ.２

寝てみて実感。各パーツの素材には意味がある！-ｐ.２

枕作りの工程は、目に見えるように管理-ｐ.２

睡眠は、最も大切な疲労回復法

「快眠」に導くための枕作りです。

北村さんが枕を商品化する上で大切にしていることがあります。「快適に眠る」ことが、身体にとってどれだけ重要なことであるか、「質の悪い眠り」が及ぼす影響を、十分に考慮された結果が形となって「枕」に反映されているのです。

北村さんは「睡眠は、ヒトにとって最も大切な疲労回復方法の一つです。」と言います。睡眠中に、ヒトにとっても重要なハードウェアである頭を乗せる「枕」は、大切な疲労回復のアイテム。「間接的であっても、大切なものを預かっているのだ。」という認識で、丁寧な枕作りを心がけているそうです。

良い寝姿勢をキープする枕の役割

仰向けや横向きで寝た場合でも、首、肩への負担を避ける構造です。

良い寝姿勢とは、「真っ直ぐに立っている姿勢が、仰向けで寝てもキープされている」状態です。立位姿勢から仰向けになると、首と後頭部にスペースができます。このスペースを埋めるのが、枕の大切な役割になります。

ヒトの頭は、後頭部の一部分が少し出ているため、枕作りではその部分を少し低くし、首の部分は、枕の中身が偏らないことを前提とするそうです。もちろん、枕の当たり具合いにより、「安定感」「圧迫感」など感じ方にも個人差があるため、商品により枕の詰め物を分け、好みに対応しているとのことです。


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