男性に聞いた「産婦人科恐怖症」対策法
いつも夫婦一緒にクリニックに行くことも恥ずかしさをなくす1つの手です。 |
男性A:心理的抵抗があるので、診察後に行きたいところへの予定を入れるようにしました。自分の場合、グルメ巡りが好きなので、診察後はご褒美として妻と美味しいものを食べに行くようにしました。その時は妻も美食を許してくれるので。
男性B:産婦人科では他の人とあまり目を合わせたくないので、できるだけ人が通らない椅子や人と顔を合わせなくて良い場所を選んで座るようにしました。待ち時間が長いのでビジネス書など日頃読めない本を持参するか、ノートパソコンで仕事をするなど時間を忘れるような工夫もしていました。
男性C:クリニックの受付に恥ずかしいからと正直に伝えて、診察までの時間を聞いて外のカフェやお店で待つようにしました。日頃はぶらぶら歩きでショッピングなどをするタイプではないので、逆に新鮮な気分で街を歩けるのはいいですね。
男性D:産婦人科での治療は雰囲気が耐えられないので、妻に産婦人科のドクターから提携の泌尿器科クリニックを紹介してもらって、そちらで治療するようにしました。
男性E:共働きなので日頃、なかなかゆっくり話せないこともあり、病院に行くことが1つのコミュニケーションになっている部分もあります。土曜日に診察を受けて、そのあとに食事や映画を楽しむ、そういう夫婦の時間だと思っています。だから院内では手をつないで色々と話をするようにしています。周りには少しヒンシュクかもしれませんが(笑)。
ポジティブな課題としてクリアを目指しましょう
上記のインタビュー内容を見ていても、夫婦のちょっとした工夫で心理的な壁を乗り越えられるのだなと思います。夫婦生活にたくさんある障害を2人でどのように乗り越えていくのか? これが大きなポイントです。不妊治療もその障害の1つですが、それを苦しみと捉えるのか、それとも乗り越えていくべき課題だと捉えるのかでずいぶんと変わってくると思います。また、その壁をいかにポジティブに楽しく乗り越えるのか? ここにアイデアと工夫が必要だと思います。
私も色々とこの場を通じて、うまくいったケースをご紹介したいと思いますし、皆様からも良い案があれば教えて下さいね。
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