抗精子抗体
抗精子抗体とは簡単に言うと子供を作ろうと男性の精子を注入しても、女性の身体の中で細菌同様に異物と判断されてしまい、その異物を退治してしまう免疫が働いてしまうことです。よって精子が卵子を目指して移動しようとしても女性の身体の免疫機能が働き、それを全滅させてしまう訳です。
精子を異物と捉えられてしまうとはなんともつらいものがあります。 |
それらを調べるにはまずフーナーテスト(註1)を行なうところが多いようです。そしてその結果を見て、血液検査を行ないます。(最初から血液検査をするところもあります)
フーナーテストとは?(註1)
http://www.iijnet.or.jp/nyc/NC_inside/funin/
血液検査(抗精子抗体)についての解説(微研サイトより)
http://www.koutou-biken.co.jp/
検査の費用は5000~10000円程度です。
抗精子抗体が陽性の症例においてもタイミング法や人工授精により妊娠することがあります。ドクターに聞くと人工授精、体外受精がメインの治療法になることが多いようです。
抗精子抗体の治療法について詳しく書いてあるサイト(ASKAレディースクリニック)
http://aska-cl.com/
今回は2つの用語について解説をしてまいりました。また、ご要望のあるキーワードについて随時、解説をしてまいりたいと思います。