赤ちゃんは計画通りには授からないものですが、身体の管理や経済的な管理は治療を進めていく上で非常に重要です。妊娠が分かったときも、きちんとすべてをコントロールしていれば慌てることもありません。
不妊治療も大変ですが、妊娠出産育児はもっと大変だと聞きます。年末年始の妊娠計画は、後々のためにも重要です。それでは詳しく解説していきましょう。
身体の管理計画:最低限の健康管理を
食事は身体を作り出すモト。きちんと計画的に摂りたいですね。 |
自分の身体が快適だと思う状態を維持するために必要な事柄を抽出し、目標を書留めておく必要があります。
心の管理計画:ストレス耐性をあげる1年の見通し
心の健康を維持するためにも、前もって計画をしておくことは非常に重要です。新しい年のことが全て分かるはずはないので、小さなことを想定するだけでOKです。例えば3月は異動があるかもしれないとか、4月には新入社員が大量に入ってくるので忙しくなりそうとか、ストレスがかかりそうな時期や案件を予測しておくだけでも、ストレスの軽減になります。前もって予測しておくことにより対策も打ちやすいと考えられます。
ストレスのかかりやすい時期には、ストレスの解消法も強化したいものです。
治療計画:パートナーやドクターとの相談を
ナースや主治医にまめに相談することも大事ですね。 |
特に高度生殖医療の場合は経済的な面や時間的な面の条件を満たすことが大事なので、調整が必要です。例えば、年に3回までなら自分の収入でチャレンジが出来そうということであれば、その数値を元にどの時期にチャレンジをしてみたいと希望を書いておく必要があります。
また、治療をストップするにしてもどの時点でストップするのか? 自分の中での範囲を決めておくことは非常に大事です。その計画をパートナーに見せて。お互いに意見を交換し、同意を得ることも大事ではないかと思います。
また、夫婦で作った妊娠計画表を主治医に見せて、出来るだけ協力してもらえるように話をすることも大事です。自分の希望をそのような形で努力と共に表示するのはドクターにとっても嬉しいことですし、逆にドクターとしてもより頑張ろうという気持ちが生まれてくることだと思います。
以上が計画してほしいことですが、逆に新年だからといって計画してはいけないこともあります。
次のページでは、計画してはいけないことについてお話致します。