ニューヨーク大停電が残したものとは?
ニューヨークの夜景。これが漆黒の闇になったわけです |
この大停電自体が凄いハプニングだったわけですが、誰も予想だにしなかった出来事が270日後に待っていました。
それは……。なんと妊娠した人が急増して、ニューヨークの産院が全部満員になってしまったこと。
これほどの出産ラッシュとなるためにはまず、人々が暗闇の中にも拘らず性交渉を行ったという事実がなくてはいけません。いつもより高い頻度で行なわれたのではないかと考えられます。
それからもう1つ。この現象には実は、パニックや大きな不安、恐怖によって女が思わず、予定外のタイミングで排卵してしまうという事実が加わっているのだと竹内氏は本の中で書かれています。
このニューヨークの大停電のとき、ある女子学生は真っ暗闇の大通りを歩きながら、うっとりしてこう叫んだと言います。「This is exciting!」と。ハプニングは人の心と身体を興奮させる作用があるのだと考えられます。
停電以上の恐怖下でも妊娠率は高まる?
現在のパールハーバー。飛行機からも見えますよね |
次のページでは、もう1つのビッグな事例をご紹介致します。